クルマにもマタニティマーク!公共交通機関で見かける「あの」マークが発売開始
各自治体によってさまざまなデザインがあるマタニティーマークですが、今回日本で一番有名なマタニティマークがクルマ用のカーサインとして登場しました。なぜこの商品を開発したのかを、開発会社のグリーンリビングに問い合わせてみました。
日本で一番有名なマタニティマークにクルマ専用のアイテムが登場
電車やバスなどで見かける、ピンク色のハートの中でママが赤ちゃんを抱いているマークは、妊産婦を表す日本のピクトグラムの「マタニティマーク」です。
自治体によってさまざまなデザインがあるマタニティマークですが、世間では厚生労働省によって2006年に制定されたデザインのものが広く普及しており、これを取り付けることによって外見からは判別しにくい妊娠初期の妊産婦であることを周囲に示すことができます。
いままでは、妊産婦が洋服やバッグなどに取り付けることが多かったマタニティーマークですが、クルマのウインドウに手軽に貼り付けられるタイプのマタニティマークが2019年4月1日から全国で発売開始されることになりました。
マタニティマークとは、妊産婦が交通機関などを利用する際に身につけ、周囲が妊産婦さんへの配慮をしやすくするマークとして有名です。なぜこの商品を開発したのかを、商品開発会社の株式会社グリーンリビングに聞いてみました。
ーーなぜクルマ用のマタニティーマークを開発したのですか
電車・バスなどの交通機関では、マタニティーマークを目にすることが多くなり、このマークが妊産婦を示すマタニティマークであるということが広く世間に浸透してきました。しかし、これまではクルマ用として窓ガラス等に貼り付けるマタニティマークはありませんでした。ここに着目した我々は、ドライブ中のママと赤ちゃんを守るためのマークとしてカーサイン用マタニティマークを開発しました。
ーーこのマークを付けることによってどのような自動車社会になってほしいですか
自動車を運転していると、いくら自分が気をつけていても事故にあってしまうこともあります。このマークを見た方が、『あのクルマには妊産婦さんが乗っている』と認識していただくことで、いつも以上に優しい運転をしてくれたら幸いです。世間的にも認知度の高いマタニティマークが自動車用アイテムとして普及することで、事故のない優しい自動車社会になってほしいと思います。
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カーサイン用マタニティマークは、ウインドウの内側に吸盤でマークを貼り付けることにより、クルマに妊婦さんが乗っていること周囲にアピールすることができます。ドライブ中や停車中などに万が一事故にあってしまったときは、周囲の協力を優先的にしてもらえる確率も上がります。
もしドライブ中にこのマークを見かけたら、いつも以上に優しい運転をしてみてください。
【了】
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