もうすぐ桜開花! 桜の名所で混雑を避けるはどうするべきか?
春の楽しみ「お花見ドライブ」。 桜で有名な観光地では混雑が予想されますが、計画次第では快適に楽しめるかもしれません。
埼玉県の桜名所『長瀞』を通行実績から調べてみよう!
寒い冬が終わり、春に近づくにつれ暖かくなってくると、各地の「桜の開花情報」がテレビやインターネットに出始めます。お花見ドライブを楽しむために、「Yahoo!カーナビ」を運営するヤフー株式会社は、桜で有名な観光地に関する道路状況の調査結果を発表しました。
東京からクルマでおよそ2時間の観光地、埼玉県長瀞(ながとろ)には『長瀞の桜』と呼ばれる日本さくら名所100選に選ばれた桜の名所が存在。なかでも『北桜通り』には全長2.5kmにおよぶ桜のトンネルがあり、車窓から満開の桜を楽しむことができます。
今回、「Yahoo!カーナビ」のユーザーが実際に走行した実績データをもとに、2018年の桜の開花時期において『北桜通り』と周辺道路では交通状況にどのような変化があったのかを検証。桜の開花時期と平常時の日曜日でどの程度交通量に差があるのか、平常時(2018年3月4日)と、開花時期(同年4月1日)で比較しました。
その結果、周辺の幹線道路では平常時に比べて交通量が同程度か、2倍程度の増加にとどまっていますが、『北桜通り』では3倍以上も交通量が増加していることが判明しています。
桜の開花時期に『北桜通り』の交通量が増加することは判明しましたが、平常時に比べて『北桜通り』と周辺道路の混雑はどの程度多くなるのでしょうか。
桜の見頃から満開を迎える、2018年3月30日から4月3日に重なる土日に、特に混雑が多くなっています。また、桜の開花時期においては、土日に限らず平日でも平常時より混雑が多い傾向です。
とくに集中的な混雑が予想される土日では、午前8時ごろから徐々に混雑が多くなり、13時ごろにピークを迎えるというデータがでています。
その後も17時までの間に混雑が少なくなることはほとんどありません。土日に『北桜通り』を訪れる場合、午前中に行くのが比較的混雑を避けられるようです。
お花見ドライブは、混雑度合いも考慮した計画を立てて動くのが良いでしょう。
【了】