ジープ「チェロキー」にベースグレードとオフロードグレードの2種を追加

ジープのミッドサイズSUV「チェロキー」のラインナップが拡充され、2019年3月9日より発売されました。

ジープ「チェロキー」に新グレード追加

 FCAジャパンは、2018年10月にマイナーチェンジしたジープのミッドサイズSUV「チェロキー」のラインアップに、ベースグレードの「ロンジチュード」と高いオフロード性能を誇る「トレイルホーク」の2モデルを追加し、2019年3月9日より発売しました。

ジープ「チェロキー ロンジチュード」

 2018年10月のマイナーチェンジでは、フロント周りを中心とした大幅なデザイン変更やライト類のLED化により、フラッグシップモデル「グランドチェロキー」に通ずる精悍な外観となりました。さらに、装備の充実を図るとともに、価格競争力の向上も実現しました。

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 今回ラインナップに追加された「ロンジチュード」は、2.4リッター直列4気筒マルチエア2エンジンを搭載し、最高出力177ps、最大トルク229Nmを発生します。START&STOP機能の搭載により、10.2km/L(JC08モード)の燃費性能を達成するとともに、エンジン振動の低減や静粛性の向上が図られています。

「トレイルホーク」は、従来の3.2リッターV6エンジンに代え、新設計の2リッター直列4気筒 直噴ターボエンジンを搭載します。このエンジンは、ツインスクロール式ターボの採用により、低回転域から優れたレスポンスを実現しており、その結果、従来のV6エンジンに比べて最高出力は同等の272psながら、最大トルクは85Nm増となる400Nmを発揮します。

 また、ターボエンジンにもかかわらず、レギュラーガソリンに対応し、燃費は10.4km/L(JC08モード)と経済性にも優れています。

 さらに、「トレイルホーク」ならではの装備として、雪道、砂地、岩場など厳しいオフロード環境で真価を発揮するJeepアクティブドライブロック(ロッキングリアディファレンシャル付)やオフロードサスペンションの搭載により、卓越した走破性を実現しています。

 装備については、Apple CarPlay/Android Autoに対応した第4世代のインフォテインメントシステム「Uconnect」や、両手がふさがった状態でも足先の動作だけでリアゲートを開くことができるハンズフリーパワーリフトゲート、歩行者検知機能を付加したクラッシュミティゲーション(衝突被害軽減ブレーキ)付きの前面衝突警報が全てのモデルに標準装備されました。

 価格(消費税込)は、「ロンジチュード」が429万円、「トレイルホーク」が484万円です。

【了】

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