BMW「3シリーズ」「X5」の第2世代PHEVをジュネーブで世界初披露 隕石を用いてカスタムした「8シリーズ」車も登場
ドイツの老舗メーカー「BMW」は、EVであるi3やi8の他、3シリーズやX5をベースにしたPHEVを展開することで電動車の拡充を図っています。
2019年末までに50万台以上の電動駆動車販売を目指すBMW
BMWは2019年3月に開催されるジュネーブモーターショー2019で、第2世代目を迎える3シリーズ/X5のPHEV、1月に上海で発表された新型7シリーズ、特別なカスタムを施したM850iの4車種を展示すると発表しました。
近年、積極的にクルマの電動化を推し進めるBMWは、2018年に世界で14万台のEV及びPHEVを販売しました。ジュネーブモーターショーで世界初公開される第2世代の「330e」「X5 xDrive45e」、そして1月に発表された新型7シリーズのPHEVは、2019年に50万台以上の電動車販売を目指す同メーカーの中核を担うモデルとなっています。
ちなみに、それぞれの電気のみでの航続距離(暫定値)は「BMW 745e/BMW 745Le/BMW 745Le xDrive」で50~58km、「330eセダン」で60km、「X 5 xDrive45e」で80kmを実現。最新のリチウムイオンバッテリーを搭載することで、従来の「e」グレードを最大50%上回る性能が与えられました。
隕石を素材に用いた特別な一台「M850i Night Sky」も登場
チャーター便で輸送することで、2018年12月末に日本導入を果たした8シリーズですが、ジュネーブモーターショー2019では「M850i」の内装と外装の一部に隕石を用いて装飾を施した「M850i Night Sky」が登場します。
BMWの発表によると、優れた創造性と技術を持つ「BMW Individual Manufacturektur」(一台限りの車両を手掛ける部門)により「夜空」をクルマの一部に落とし込んだ「M850i Night Sky」は、同モデルの優れたデザイン性とユニークさを強調するための一台としているようです。
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