アウディ「RS 4 Avant」6年ぶりのフルモデルチェンジ 大幅ダウンサイジングするも最大トルクを向上
アウディの販売する「RS 4 Avant」は、同メーカーのステーションワゴン「A4 Avant」(A4アバント)をベースに、スポーティさとラグジュアリー性を高めたA4シリーズの頂点に位置するモデルです。
最大トルクと燃費性能を大幅に向上
アウディは、同メーカーの「R8」や「RS 6」など、ハイエンドスポーツモデルの開発拠点であるAudi Sport GmbHが手がけたA4シリーズのトップモデル「RS 4 Avant」の新型車を発表。2019年1月28日より販売を開始しました。
従来型の4.2リッターV8DOHCに変わり、新開発の2.9リッターV6ツインターボを搭載する同モデルは、ダウンサイジングしつつも、前モデルと同じ450PSを発揮。最大トルクに関しては17kg向上しています。
アウディならではのquattroフルタイム4WDシステムを採用する「RS 4 Avant」は、左右の駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルをリアアクスルに装備することで、エンジンの大パワーを確実に路面に伝達。
ターボチャージャーによる過給システムと可変バルブタイミング機構を組み合わせ、さらに圧縮比を高く設定することで、高出力と高燃費を両立させたエンジン燃焼方式「Bサイクル」の採用により、燃費11.2km/L(JC08モード)を達成しています。
かつて北米のモータースポーツシーンを賑わせた「Audi 90 quattro IMSA GTO」からインスピレーションを得た外観においては、RSモデル専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用することでスポーティさを強調。ブリスターフェンダーの装着でA4 Avantに比べ全幅は25mmワイド化されました。
RS専用シフトゲージやSスポーツシート、革巻きのハンドルを採用したインテリアにおいては、スピードやタコメーターの他、ナビゲーションなども表示可能な「アウディバーチャルコックピット」を標準装備。スポーティさとエレガントなデザインとされています。
その他、最新の安全技術とドライバーアシストを備えた新型「RS 4 Avant」は、価格(消費税込)1196万円です。
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