信号機の有無はどう決まる? 「事故が起きると設置される」という噂は本当なのか
信号機がある場所は周囲に気をつけよう
信号機は、設置条件がそろえば設置できるというものではありません。前出の条件にも当てはまるとともに、原則として定められているものもあります。
それは、「該当する交差点の人身事故や物損事故の発生状況」「小中学校・幼稚園・病院・老人ホームの有無」「ピーク時間の交通量」「歩行者の通行量」など、周辺環境や該当する交差点や道路の状況も設置に重要な要素です。
幅が狭く交通量もあまり多くないにもかかわらず信号機が設置してある場合は、信号設置で防げた事故が多数発生していたか、学校や老人ホームなどの施設が周囲に存在することが考えられます。
しかし、例外はあるものの、交差点が連続している場合には信号機が連続できません。事故の可能性が潜んでいる交差点にもかかわらず、信号機が設置されていない交差点があることも覚えておく必要がありそうです。
クルマを運転中に、あまり交通量が多くない場所に信号機を見かけたら、危険が潜んでいる場合があることを覚えておくことは必要です。
【了】
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