ホンダ「CB650R」を発売 新世代CBシリーズ共通の台形プロポーションを踏襲
ホンダは、2018年にイタリアで開催されたEICMA2018で発表した新型ネイキッドモデル「CB650R」の国内販売を開始します。
“操る楽しさ”の向上を図ったミドルクラスのネイキッドロードスポーツ
ホンダは水冷4ストローク・DOHC直列4気筒の648ccエンジンを搭載した新型ネイキッドロードスポーツモデル「CB650R」を2019年3月15日に発売します。
先駆けて国内販売されているCB1000Rを頂点に、CB250R、CB125Rで構成された「新世代CBシリーズ」は、単純に高性能なだけではなく「上質な手応え」を追求して設計されていますが、今回ホンダが国内販売を開始する「CB650R」は、そうしたコンセプトに基づき開発されたモデルです。
従来モデル「CB650F」をベースに、フレームの構成部品変更によるバランスの改善や、高い剛性を誇る倒立フロントフォーク、軽量化したアルミホイールの採用を行った同モデルは、扱いやすいトルク特性と高回転域での出力を向上したパワーユニットの搭載により、高い運動性能と上質なライディングフィールを高次元で両立します。
「CB650R」では軽くてスムーズなクラッチ操作が可能になる「アシストスリッパ―クラッチ」や、後輪への駆動力のレベルを必要に応じて任意に選択できる「セレクタブルトルク コントロール」を採用することで、より扱いやすく快適でスムーズな乗り味を実現。“操る楽しさ”の向上が図られました。
スタイル面においては、他の「新世代CBシリーズ」と共通するマスの集中化を図った凝縮感のある台形プロポーションを採用、LEDヘッドライトを備えることでダイナミックかつスタイリッシュな外観が与えられています。
その他、急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させるエマージェンシーストップシグナルなども備えた「CB650R」は、価格(消費税込)96万1200円で、国内での年間販売計画台数は500台を予定しているようです。
【了】