ジープのコンパクトSUV「コンパス」に安全性と快適性が向上した改良モデルが登場
ジープのフラッグシップ「グランドチェロキー」のDNAを継承したコンパクトSUV「コンパス」の改良モデルが発売されました。安全性と快適性を中心とした改良が加えられています。
安全性・快適性が向上したジープ「コンパス」
FCAジャパンは、ジープのコンパクトSUV「コンパス」の安全性と快適性を中心とした商品改良を行い、2019年1月17日より発売しました。
2017年12月に国内導入された「コンパス」は、ジープのフラッグシップモデルである「グランドチェロキー」のDNAを継承し、プレミアム感のあるスタイリングや高い走破性、機能性を特徴としています。今回の改良では、機能、装備を強化することで、「コンパス」の特性をより明確に打ち出すとともに、競争が激化するコンパクトSUVセグメントでの競争力向上を図ったということです。
4WDの高い走破性と安全装備を備えた最上級グレードの「リミテッド」では、停車時にアイドリングを停止する「START&STOPシステム」を新たに採用し、燃費性能が向上しました。また、従来モデルでラグジュアリーパッケージのセットオプションとして設定されていた「パワーリフトゲート」を標準装備しています。
ブラックルーフを備えた中級グレードの「ロンジチュード」では、最上級の「リミテッド」と同等の運転支援システムを新たに搭載しました。
先行車に急接近しそうになった場合に音と表示で警告する「衝突軽減ブレーキ付前面衝突警報」や、車線はみ出しやドライバーがハンドルから一定期間手を離している場合にランプやハンドルの振動で注意喚起する「LaneSense 車線逸脱警報プラス」、駐車を支援する「ParkSense縦列/並列パークアシスト」、車両後方の死角や障害物を検知する「Parkview リアバックアップカメラ」、速度を自動調節して先行車との車間をキープする「アダプティブクルーズコントロール」などの装備が設定されています。
さらに、雨量感知機能ワイパーやオートハイビームヘッドライト、自動防眩式ルームミラーなども追加され、安全性と快適性が大幅に向上しました。
エントリーグレードの「スポーツ」も含め、全車でカーエアコンの冷媒使用量を減少させるなどして環境にも配慮した「コンパス」の価格(消費税込)は、323万円から419万円となります。
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