初音ミクとドライブ気分を体感? ドワンゴとホンダの異色共同プロジェクト『osoba』始動
Dwango×Honda 異色のコラボレーションが実現
お互いが、会社として今までにない『何か』を探し求めているタイミングで必然的に出会い、これまで、全く別の分野の第一線で活躍してきた2つの企業のノウハウや技術が融合する。そうして生み出されたのが『osoba』だったのです。
新しい『何か』を追い求める日本のトップ企業2社の『これからの方向性を決める』といっても過言ではない新施策。その一環として始動したのが、今回のコラボプロジェクトでした。なぜ、第一弾は初音ミクというキャラクターを起用したのでしょうか。
ドワンゴ 鹿島氏「この企画自体は、2016年ぐらいから動いていたのですが、いろいろと話し合っている期間が長く、クルマの情報を取り出してアプリの声を連動させてやってみようと決まるまでに、半年以上かかりました。
その後、決定してからいろんな声のサンプルを使って実験をしていくなかで、初音ミクのキャラクターイメージに未来感があるというか、声もロボットっぽいので、そういうところがアプリと連動した時に一番ハマりました。
初音ミクは、いろんなイラストレーターさんとコラボをしたりもしているので、人によってイメージが違うのかな?って。そういう広がりの部分や認知度の高さなどの部分を総合して決定しました」
ホンダ 村松氏「今回、初音ミクコラボモデルにS660を選んだ理由は、クルマのデータを取り出せるという前提での、アプリ企画だったから。今ホンダ車のなかで唯一データを取りだせるクルマがS660だけなので、まずはそれを利用しようということになりました」
また、今回コラボカーなどに採用された矢吹氏書き下ろしの初音ミクについては、オートサロンも含めた一連のプロモーションに限定したものだそうです。
アプリ自体には、元々のキャラクターをデザインしたイラストレーター・KEI氏の初音ミクが登場します。そんなレアとも言える矢吹氏の初音ミクでラッピングされたコラボカーは、2019年11月21日より、Honda Cars東京中央にてレンタカーとして実際に乗ることが可能です。
2019年1月11日から予約開始したばかりで、初音ミクとドライブデートを楽しみたい人は、世界に1台の特別コラボカーを予約することをおすすめします。
【了】