軽くて安くてコンパクト! KTCの両開きペーパーケースが便利そう

室内に置いても絵になりそうな工具箱がKTCから発売されています。素材は紙製!ちょっとした小物や筆記用具などを入れるには最適なペーパクラフト工具箱です。

組み立て使って楽しめるペーパークラフトとは?

 千葉県幕張メッセで開催された東京オートサロン2019のKTC(京都機会工具)のブースでは、KTCの工具の他、KTCグッズが多数展示販売されていました。今回はその中で筆者が気になったアイテムの一部をご紹介します。

【完成状態】

 一見、KTCのメタル製工具箱のように見えますが、実はこの「両開きペーパーケースYG-106S」はペーパークラフトなのです。

 KTCの「両開きのメタルケースEK-1A」の場合、2万6400円で重さ6.9kgですが、こちらはペーパークラフトなので、1620円と格安なうえ、重さも超軽量です。ちなみに出来上がりサイズは、約200×110×107mmとコンパクトサイズとなっています。

 もちろん、ペーパークラフトなので基本的には紙でできていますが、丈夫でこしのある厚み4mmの厚紙を採用し、表面は汚れに強く、鏡面のように美しい高光沢のプレスコート加工が施されています。また、コーナーには銀紙が採用され本物感も演出されています。

【開いた状態】

 このように本物の工具箱のようにフタを開くことができます。単なる箱ではなく大きく稼働しながら開く構造がリアル感を高めています。

 なお、フタについているハンドルは、閉まっているときに収納することができるビルトインハンドルになっており、随所までKTCのこだわりを感じさせる仕様となっています。

【取り出した状態】

 センターの部分はキャリングトレイとなっており、取り出すことができます。ネジやワッシャーなどの小部品の他、文房具類などを整理して収納することもできそうです。

【取り出した状態2】

 キャリングトレイを取り出すと大きな収納スペースがあらわれます。比較的大きめのものを収納したい場合は、キャリングトレイを取り出して使うとよさそうです。

 そうは言っても、紙でできているので重いものを入れることはおススメできません。

【販売状態】

 販売されている状態はこのように非常にコンパクトです。なお、対象年齢は中学生以上で制作時間(目安)は50分となっています。

 この商品は、2016年に登場した第2弾のモデルとのことで、2015年に登場した第1弾のペーパークラフトで、引き出しに工具を収納できるミニチェストをモチーフとした「ペーパーチェストYG-60」もラインナップされています。

 公式サイトでも販売されているので、クルマ好きの方へのギフトなどにもおススメできそうです。

「両開きペーパーケースYG-106S」の価格(税込)は、1620円です。

【了】

KTCのペーパークラフト工具箱を写真で見る(5枚)

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