ホンダの人気SUV「ヴェゼル」のModulo X初披露 追加予定のツーリングがベース
東京オートサロン2019のホンダブースには初披露となった「ヴェゼル ツーリング Modulo X Concept 2019」が展示されています。そこで、「Modulo X」シリーズとはどういうクルマなのか、開発と販売を行なうホンダアクセスの方に話をうかがいました。
コンプリートでこそ理想の性能が発揮される「Modulo X」とは
千葉県幕張メッセで開催されている東京オートサロン2019のホンダブースには3台の「Modulo X(モデューロエックス)」シリーズが展示されています。
1台は「S660 Modulo X」、もう1台が「ステップワゴン Modulo X」、そして今回初披露となった「ヴェゼル ツーリング Modulo X Concept 2019」です。
「Modulo X」 は、ホンダ純正用品メーカーのホンダアクセスが開発した専用のカスタマイズパーツを、ベース車と同じ工場で装着したコンプリートカーになります。
新たに「ヴェゼル」が4番目の「Modulo X」として加わることについて、ホンダアクセス 商品企画部の小椋さんに話をうかがうことができました。
――「Modulo X」について教えてください。
「『Modulo X』は、これまでホンダアクセスが販売してきました、モデューロブランドの個々に装着するパーツとは異なり、1台1台のホンダ車にトータルでコーディネイトされたパーツを組み込んだコンプリートカーになります」
――装着されるパーツは具体的にどういうものでしょうか。
外観ではフロントバンパー、サイドステップ、リアバンパースポイラーなどのエアロパーツです。内装は専用のシート生地、専用色のインパネなどになります。それと足回りでは専用のサスペンション、ホイールが装着されています。
――コンプリートカーのみでの販売とした理由とはなんでしょうか。
「Modulo X」は私達が理想とする性能を目指すことをコンセプトに開発されています。個々の部品の装着のみでは、その性能を完全に満たすことができません。したがいまして、コンプリートカーとしての販売になります。
また、クオリティもホンダ車と同等以上となっていますので、ディーラー保証もホンダ車と同じく受けることができます。
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発売が待たれる「ヴェゼル ツーリング Modulo X」ですが、いまのところ発売は未定とのことです。
「ヴェゼル ツーリング」をベース車とし、「ヴェゼル」が持つ走行性能を活かしながら、空力性能とデザイン性を両立させたエアロパーツや専用サスペンションの組み合わせ、実走行テストを重ね、モデューロの特徴であるしなやかな乗り味と直進安定性を実現することを目指したといいます。
【了】