ダイハツ、1960年代のレーシングカー「P-5」をオートサロン2019に出展
1960年代、「小さなクルマ」でモータースポーツ活動を展開していたダイハツは、50年の時を経て当時のレーシングカーを蘇らせました。
小さなクルマの可能性を証明した「P-5」
東京オートサロン2019のダイハツブースには、ダイハツ従業員の有志によってレストアされることで走行可能となったレーシングカー「P-5」が展示されています。
1300ccの水冷4気筒4バルブDOHCエンジンを搭載する「P-5」は、モータースポーツ創世記の1960年代に登場したミッドシップ・レーシングカーで、当時のライバル車を参考にしたパイプフレームと小型FRPボディを採用した一台です。
1968年の第5回日本グランプリ・レースでクラス優勝を果たした「P-5」は、総合でも海外エンジン勢を相手に10位と大健闘。鈴鹿1000km耐久レースでもクラス優勝、総合3位入賞と、小さなクルマの可能性を証明しました。
レストア作業は、ベテランから若手までが一体となって作業を行うことで、ダイハツならではの小さいクルマづくりへの拘りとチャレンジングスピリットの象徴、そして技術を継承することを目的に行われます。
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