「平成」に最も売れた車 時代が変わってもトヨタ「カローラ」「プリウス」の人気は強し
移り変わる時代とともにクルマの好みも変わった?
1995年あたりまででは、それまでランキング上位はセダンが独占状態でした。しかし、徐々にトヨタ「エスティマ」やホンダオデッセイ」といったミニバン、ホンダ「CR-V」やスバル「レガシィ」といったRVやツーリングワゴンがランキング上位に入ってくるなど、年代ごとに変化が大きくユーザーの趣向が多様化。
2000年前後では、コンパクトカーが多くなりつつ、ミニバンも常連化。その後、前出「プリウス」の登場によりエコカーが時代を象徴していきます。
そして、2018年は平成30年を迎える区切りの年です。2018年1月から11月までの「普通車販売台数ランキング」の合計台数は、トヨタ「プリウス(108401台)」、トヨタ「アクア(117511台)」、そしてここに来てテレビCMでもおなじみの日産「ノート(128260台)」と現時点で首位を維持。
2018年11月末にあった「ゴーン氏逮捕」や同年12月17日に発売されたトヨタ「プリウス」のマイナーチェンジの影響がどう反映されるか、2019年の年明けには正式な「2018年 普通車(登録車)の販売台数ランキング」が発表されます。
クルマ業界の平成最後は、トヨタと日産どちらに勝利の女神が微笑むのでしょうか。
【了】
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