トヨタとLINE MUSICが連携開始 「ながらスマホ」防止も スマホ操作いらずで音楽を楽しめる
トヨタの「スマートデバイスリンク(SDL)」対応車載器がLINE MUSICと連携を開始し、スマホの操作をせずに車内で音楽が楽しめるようになります。
運転中にスマホ操作なしでLINE MUSICが楽しめる
LINE MUSIC株式会社は、トヨタが販売を開始する「スマートデバイスリンク(SDL)」対応車載器との連携を開始したと発表。また、「SDL」とLINEサービスの連携は「LINE MUSIC」アプリを皮切りに、2019年春にはLINE株式会社が展開するAIアシスタント「Clova」が車の中で利用できる「Clova Auto」との連携も予定しています。
「LINE MUSIC」は、邦楽・洋楽問わず4900万曲以上の幅広いジャンルの楽曲を利用シーンや気分に応じていつでもどこでも音楽を聴くことができる音楽ストリーミングサービスです。
今回の取り組みは、アーティストや楽曲ごとの検索はもちろん、最新ヒットチャートやプレイリストなど自分好みの視聴スタイルで音楽を楽しむことができる「LINE MUSIC」のサブスクリプション型という特性を活かしています。
トヨタが推進するスマートフォンアプリとクルマがつながるためのオープンソース「SDL」と連携することで、運転中でもアプリを安全に使えるようになり、スマートフォンアプリの枠を超え、クルマの中でもお気に入りの音楽を楽しむことができます。
LINEは、トヨタが2017年より導入しているクラウドでの高鮮度なビックデータを活用したナビゲーション基盤を「Clove Auto」と統合し、ナビゲーション機能までを統合したスマートフォンアプリケーションを2019年夏より提供することを2018年10月に発表しています。
今後はこの提供を控え、まずは「LINE MUSIC」による連携を行い、交通事故の要因となりやすい「ながらスマホ」を防止して安心して音楽を楽しめる環境をトヨタとともに整備していく予定とのことです。
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