「べスパ946(RED)」はエイズと戦う真紅の車体 収益の一部を基金に寄付【EICMA2018】
「べスパ946」は、現在までさまざまな企業や団体とコラボレーションしたモデルが販売されています。
1台販売されるたびに150ドルがAIDS資金として寄付される
2016年ピアッジオグループと(RED)のコラボレーションにより、HIV/エイズと戦う真紅に覆われた「Vespa 946(RED)」が発表されました。先月開催されたEICMAのべスパブースにも置かれ、2018MotoGP最終戦には、アプリリアの2台にも(RED)のカラーを施し参戦しています。
「Vespa 946」は、スクーターの代名詞となったベスパの初代モデルが誕生した1946年から命名しています。細部の作り込みは未来的なデザインでありながら、手作りにこだわったVespa 946は、スタイルの進化、トレンドとの融合、オリジナルデザインの優雅さを持つモデルです。
クラストップの燃費効率を誇る155cc 4ストローク空冷単気筒エンジンは、最高出力11.9psを発生します。また、ABSやASRトラクションコントロールシステムも搭載することで安全装備も充実させています。
2006年にミュージシャンのボノと活動家ボビー・シュライバーによってエイズ撲滅を目指して設立された(RED)Rは、企業からグローバルファンドへの持続可能な資金の流れを提供し続けています。その活動は、世界に向けてHIVに対する意識を啓発し、設立以来10年間で3億6,000万ドル以上を生み出し、グローバルファンドが7000万人以上に影響を与えました。その100%の資金がアフリカのHIV/エイズプログラムに提供されています。
「Vespa 946(RED)」の価格(税込)は、129万8000円です。
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