「ミシュランガイド東京 2019」発行 クルマとの関わりとは?

ミシュランガイドは、タイヤ市場を発展させるために、旅を安全で楽しく、モビリティの向上を目指し発行されました。

ミシュランガイドの総責任者は、過去日本に4年住んでいた!

 フランスのタイヤメーカー ミシュランは、東京の484軒の飲食店・レストラン、35件の宿泊施設を掲載する「ミシュランガイド東京 2019」を11月30日(金)に発売しました。(東京、京都・大阪は毎年発行)

「ミシュランガイド東京 2019」

 東京の飲食店・レストランは、パリの118軒を上回る230軒が星付き掲載店舗で美食世界一の座を継続しています。また、12年連続の4軒を含む13軒が今回三つ星を獲得しています。三つ星を獲得した店の中には、オバマ前アメリカ合衆国大統領も訪れた「すきやばし 二郎 本店」も名を連ねます。

 東京版は、2007年アジア初のミシュランガイドとして発行され、その後日本全国各地の美食ガイドを展開しています。

 ミシュランは、ミシュラン兄弟が1891年に創設した19世紀から続くフランスのタイヤメーカーです。1900年8月、クルマで旅する人たちのために、タイヤの使い方や修理方法、ガソリンスタンドやホテル、レストランを記載した情報誌ミシュランガイドを発行します。1926年には、初めて「おいしい料理を星の数で表す」評価法がスタートし、現在まで続いています。

©MICHELIN

 ミシュランガイドの総責任者グウェンダル・プレネック氏は、「2007年初めての発行から東京は、世界のガストロノミーを牽引してきました。世界で最も多くの星付き点が掲載された都市として、毎年その座を維持しています。料理の種類の豊富さは他に類を見ない東京のレストランシーンはユニークです。

 東京には数多くの三つ星レストラン・飲食店があるため、ついこの土地が素晴らしい美食の地であることを忘れてしまいそうになります。しかし、ミシュランの独立した調査員が三つ星をつけるということは、そのレストラン・飲食店がまぎれも無く『そのために旅行する価値のある』場所であることを意味します」と述べています。

 今回の東京版には、「おにぎり」の料理カテゴリーが新設され、「おにぎり 浅草 宿六」が価格以上に満足感が得られる料理「ビブグルマン」として掲載されています。

新設された「おにぎり」料理カテゴリー

「おにぎり 浅草 宿六」は、おにぎりをメインに赤味噌の味噌汁、お茶漬け、お酒も楽しめるお店です。

 売れ筋のおにぎりを聞いてみると、「サケ、梅干、たらこの三種がよく出ますね!」とのこと。その他にも葉唐辛子や山ごぼう、イクラなども取り揃えています。

パリッとした海苔がおにぎりの美味しさを引き立てる

 最初のおにぎりは、笊(ざる)に一つのせられ沢庵と共に提供されます。2つ目からは、カウンター越しの女将さんからタイミングよく握られたおにぎりを直接渡されることで、気遣いも感じざるを得ません。

 おむすびを一つづつ提供する理由を伺うと、「温かいおむすびを提供しているため、時間が少しでも経つと海苔がしんなりします。パリッとした海苔で美味しく召し上がっていただきたいのです」と満面の笑みで話していただきました。

【了】

ミシュランガイド東京2019に「おにぎり」

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