本格的な冬季シーズンを迎える前に実施しておくべき、クルマに関する5つの準備とは
2018年も冬季シーズンに差し掛かり、冬のドライブに備えたクルマの準備が必要な時期となりました。今回はそれを踏まえた上で行っておくべき5つの事前準備について紹介していきます。
冬季シーズンを迎えるにあたり実施しておくべき、クルマに関する5つの準備とは?
2018年11月20日、札幌で観測史上最も遅い初雪が記録されるなど、いよいよ冬季シーズンの足音が聞こえてきました。
そこで今回は、そんな季節の訪れとともに行っておくべきタイヤの用意や積載しておくと便利なグッズなど、事前に準備しておくべき最低限の5つの項目を紹介していきます。
●スタッドレスタイヤとタイヤチェーン
さまざまなメーカーから発売されているスタッドレスタイヤは、毎年改良を行うことでその性能が高められています。よほどの急勾配や凍結した道でなければ問題ありませんが、近年、極地的な豪雪に伴う“一部チェーン規制”も検討されていますので、念のためにもチェーンを積んでおく方ことをおすすめします。
●車に積載するべき最低限のグッズ
雪国に限らず、気温の低い地域で役立つスノースクレーパーは、ガラスの雪や霜を除去するのに最適なグッズです。また、その他にも積雪地域での屋外作業に必須といえる長靴や手袋、懐中電灯、スタックした際に役立つ牽引ロープやジャッキなども積載すべきグッズといえます。
●冷却水やウォッシャー液の濃度確認/軽油の凍結
冷却水やウインドーウォッシャー液は、濃度が薄くなると凍結する恐れがあります。寒冷地に行く前には一度、整備工場などで点検してもらう方が良いです。
また、ディーゼル車の燃料である軽油は、地域によって凍結する恐れもあるため、目的地までに残量を調整し、燃料タンクの半分以上は現地で販売されている寒冷地軽油をガソリンスタンドで給油しましょう。
●バッテリーの状態チェック
ロードサービスの出動理由で常に上位にランクインするバッテリー上がりです。気温の低くなる冬場は、バッテリー内の液温も下がり、能力が低くなる傾向にあります。冷却水などと同様に、寒冷地に行く場合には事前に整備工場やガソリンスタンドで状態の確認をし、必要であれば交換や対策を行う必要があります。
●用意しておけば役立つ便利グッズ
その他、用意しておくと便利なグッズとして、スノースクレーパーの代用品になる霜取りスプレー、チェーン装着後の油汚れ落としに役立つウェットティッシュ、防寒用やスタック時にタイヤと雪の間に挟む物として使用できる毛布などが挙げられます。また、キーレスのないクルマでは鍵穴解氷スプレーなども用意しておくべきでしょう。
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