日産「eペダル」のような操作感!? 回生ブレーキを備えたADIVA製電動バイク「VX-1」が登場
1996年に創業したイタリアの「ADIVA」は、フロント2輪/リア1輪の屋根付きスクーターをメインに手掛けるユニークなオートバイメーカーです。
電動ならではの操作感と低ランニングコストを実現した次世代のスクーター
個性的なデザインの屋根付き3輪スクーターを手掛けるADIVA(アディバ)は、優れた環境性能と経済性、走行性を実現した250ccクラスの電動スクーター「VX-1」の国内販売を開始しました。
2011年には“日本郵政”へ後輪2輪の3輪電動バイク「Cargo3」を納品した実績を持つADIVAの新型「VX-1」は、クルマに用いられる技術を流用することで、リアホイールにモーターを直結した「インホイールモーター」方式を実現。電動バイクならではのダイレクトな加速感と、0-100km/hを6秒で達成する走行性能が与えられました。
また、同メーカーの広報担当者はその乗り味について「加速/減速/後退をスロットルだけで操作することができる“マルチファンクションスロットル”を備えることで、アクセルペダルだけで操作できる日産“リーフ”の“e-PEDAL”のような操作感を楽しめます。」と語ります。
100V/200Vの交流充電に対応することで家庭用のコンセントでも充電できる「VX-1」は、7.2kWh/10.8kWh/14.4kWhの3つの容量のバッテリー搭載モデルを用意しており、それぞれ130km/200km/270kmと十分な渡航距離を実現。充電時間も最短で2.2時間(200V/7.2kWhの場合)とされています。
1kmあたり約1.66円のコスト面も「VX-1」の強み
エンジンの代わりに、リアホイールにモーターを搭載することでバネ下重量の圧倒的な軽量化が果たされた「VX-1」は、そのランニングコストも優れており、燃費30km/Lのガソリンエンジンが1kmあたり5円(ガソリン代150円と想定)なのに対して、同モデルは約1.66円で走行可能です。(電気料金を30円02銭/1kWhで、 7.2kWh仕様をフル充電するのに約216円として算出)
ポーランドで生産されている「VX-1」は価格(消費税込)114万から162万円で、車体は2年または30,000kmまで、バッテリーは3年または45,000kmまで(新品の85%の容量を保証)保証。その他、ADIVAは12月1日より同モデルの7.2kWh仕様を、89万円(50台限定)で購入できるモニタープログラムも開催するとしています。
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