MVアグスタ「Dragster 800 RR America」 MVアグスタらしい造形のバイク発表【EICMA2018】
MVアグスタは、美しいデザインが目を引く新型「Dragster 800 RR America(ドラッグスター800 RR アメリカ)」をEICMA2018で発表しました。
45年前に発表された「750 S AMERICA」に敬意を示すモデル誕生
MVアグスタは、新型「Dragster 800 RR America(ドラッグスター800RR アメリカ)」を発表しました。1973年に発売された「750 S AMERICA」から受け継がれ、タンクに施されたアメリカ国旗の赤、白、青の3色で構成されるカラーは、“AMERICA”の特徴で、「Dragster 800 RR AMERICA」に45年の時を経て蘇りました。
アメリカは、大幅に改良されたブルターレ 800 RRをベースに開発されました。Euro 4認可を受けているエンジンは、ブルターレ800 RRと同じ総排気量 798cc のコンパクトな水冷直列3気筒エンジンを搭載し、最高出力は140psです。
タンク上部には、1973年の750 S AMERICAと同様に37個の星が描かれ、MVアグスタのロゴを配したフロントフェンダーや、「アメリカ・リミテッド・エディション」の文字を纏ったスポーツラジエターサイドパネルなど、多くの機能を際立たせた意匠となっています。
迫力のあるスポークホイールは、青いスポーク、赤いハブ、白いリムでアメリカ国旗の色に敬意を表しています。
シングルシートは、座面形状や縫い目など丁寧な仕上げで作られており、座面後方には「DRAGSTER 800RR」と刺繍が施されています。
特徴的で美しい造形のLEDテールライトは、DRL(Daylight Running Lights)とすることで立体的なデザインとなり、テールカウルと相まってドラッグスター800RR アメリカのダイナミックでアグレッシブスタイルに大きく貢献しています。
ドラッグスター800RR アメリカのトップブリッジには、製造番号が刻印され、購入者には車体と同じシリアルナンバーが記入された鑑定書が届けらます。生産台数は200台とのことです。
【了】