コンパクトカーに361万円! 日産「ノートオーラ」は何がそこまで違う? 本革シート&BOSEも標準の“黒い4WD仕様”とは
2026年8月24日に一部改良を実施した日産のプレミアムコンパクト「ノートオーラ」のなかで、最高価格に位置するのが「G FOUR leather Black Edition」です。価格は361万200円(消費税込)。どのようなクルマなのでしょうか。
精悍“漆黒仕様”新設定でさらに進化
2026年8月24日に発売された日産「ノートオーラ」の一部改良モデルのなかで、最高価格に位置するのが「G FOUR leather Black Edition」です。
ノートオーラは、日産の主力コンパクトハッチバック「ノート」をベースに、より上質さを高め、2021年に設定されました。
標準のノートが5ナンバーサイズであるのに対し、ノートオーラはワイドボディを採用した3ナンバーサイズで展開。パワートレインは1.2リッター3気筒エンジンによるシリーズハイブリッド「e-POWER」を搭載し、思い通りの加減速がもたらすストレスフリーな走りと、優れた燃費性能・静粛性を両立しました。
そんなノートオーラは、比較的コンパクトなサイズ感のなかに、上質なデザインや快適性、先進技術を備えた、いわば「小さな高級車」として、デビュー以来高い評価を得ているモデルです。
今回の一部改良では、快適装備の標準化と先進運転支援システムの拡充に加え、黒を基調とした新仕様「Black Edition」も新たに設定され、注目を集めています。

Black Editionは、2WDの「G Black Edition」(327万1400円)、2WDで本革仕様の「G leather Black Edition」(336万2700円)、4WDの「G FOUR Black Edition」(351万8900円)、そして今回取り上げる4WD・本革仕様のG FOUR leather Black Edition(361万200円)という4グレード展開です(価格はすべて消費税込)。
駆動方式とシート素材という2つの軸で価格が積み上がる構成になっており、最上位のG FOUR leather Black Editionはこの2つの軸をともに最上位で満たすグレードということになります。
Black Editionの外観は、黒をテーマに徹底的にコーディネートされています。
フロントブラックグリルフィニッシャー、ブラックヘッドランプインナーパネル、そしてサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードブラックドアミラー(ドアロック連動格納機能付)が標準装備され、精悍な印象を与えます。
足元にはBlack Edition専用カラーの17インチアルミホイールが装着され、ブランドロゴエンブレムやAURAエンブレムもブラックで統一されており、細部まで一貫性のあるデザインに仕上げられています。
ボディカラーは単色や2トーンを含めた既存の5色に加え、新たに専用カラーの「ステルスグレー/ミッドナイトブラック 2トーン」が追加されました。Black Editionの世界観をさらに際立たせる、このグレードならではの選択肢です。
インテリアにもBlack Edition専用のルーフトリム、サンバイザー、フロント・センターピラー、ラゲッジサイドアッパーが装備され、シックで落ち着いた空間を演出しています。
さらにG FOUR leather Black Editionでは、その名の通り上質な本革シートが採用されており、Black Editionのなかでも最も上質な座り心地を味わえるグレードとなっています。
アイポイントが高く見晴らしの良いコックピットは、ロングドライブでの快適性にも寄与する設計です。
主要装備も充実しており、NissanConnectナビゲーションシステム、BOSEパーソナルプラスサウンドシステム、ETC2.0、そして高速道路での運転を支援する「プロパイロット」が標準装備されています。
全周囲モニターも搭載されており、駐車が苦手な方でも安心して扱える点は、上級グレードならではの安心材料です。豪華な内外装だけでなく、実用性の高い先進装備も余すことなく詰め込まれているのです。
駆動方式は電動四駆であるe-POWER 4WDを採用しており、積雪地域や雪道での走行安定性を求めるユーザーに対応しています。
WLTCモード燃費は22.7km/Lで、2WDモデルの27.2km/Lと比較すると数値は下がりますが、4WDならではの安心感を踏まえれば十分に納得できる水準です。
e-POWERならではの思い通りの加減速がもたらすストレスフリーな走りは、駆動方式にかかわらずノートオーラ共通の魅力になるでしょう。
※ ※ ※
G FOUR leather Black Editionは、雪道への対応力、上質な本革シート、そして漆黒で統一された内外装という3つの価値をすべて手に入れたいユーザーに向けた、ノートオーラのなかでも特別な選択肢です。
価格は361万200円と決して安くはありませんが、コンパクトカーの枠を超えた“小さな高級車”の質感と装備を求めるユーザーにとって、妥協のない一台といえるでしょう。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。
































