“20年以上ぶり全面刷新”のトヨタ新型「ハイエース」!? “4ナンバー”サイズ維持&「ガソリンエンジン」搭載も想定? ハイエース コンセプトとは
2026年10月13日(火)から10月16日までJapan Mobility Show Bizweek 2026が開催予定です。過去のJapan Mobility Showでは、2025年にトヨタが「ハイエース コンセプト」を公開していました。標準ルーフは短いボンネットと4ナンバー級の扱いやすいサイズを両立しています。
「箱」の使い勝手を追求! 新たなハイエースの中身
2026年10月13日(火)から10月16日までJapan Mobility Show Bizweek 2026が開催予定です。2025年10月に開催されたJapan Mobility Show 2025では、トヨタの商用バン「ハイエース」に、これまでの常識を覆す姿のコンセプトカーが登場していました。それが「ハイエース コンセプト」です。
ハイエースの現行モデルは200系と呼ばれる5代目で、2004年8月に発売されました。すでに20年以上が経過した長寿モデルですが、改良が続けられ、販売し続けられています。
現行型は、前席の下にエンジンを置くキャブオーバー型です。いっぽうハイエース コンセプトは、短いノーズを設けたレイアウトを採用しています。会場の説明スタッフはその背景として、衝突安全性の向上に加え、トヨタが進める「マルチパスウェイ戦略」があると説明していました。
考え方やデザインテイストが通じるのが、2023年のジャパンモビリティショーで公開された「KAYOIBAKO(カヨイバコ)」です。生産現場で使われる“通い箱”のように、用途に合わせて役割を変えられる空間を提案したモデルでした。
ジャパンモビリティショー2025のプレスブリーフィングで佐藤恒治社長は、段ボールにさまざまなサイズがあるように、カヨイバコもXLからSサイズまで展開し、小さな箱はダイハツが、大きな箱はトヨタがつくると説明しました。
会場では、Mサイズにあたるカヨイバココンセプトと、LサイズおよびXLサイズにあたるハイエース コンセプトが展示され、ダイハツのブースには軽自動車サイズの「KAYOIBAKO-K(カヨイバコ ケー)」の姿もありました。
ハイエース コンセプトは2台が展示されました。建築・工事現場での使用を想定した標準ルーフタイプは、ルーフレールを装備する提案となっていました。ハイルーフタイプはホイールベースも延長されたスーパーロングボディで、移動診療の拠点として提案されました。
標準ルーフ、ハイルーフの両タイプとも助手席側はBピラーレス構造で、フロントドアとスライドドアを同時に開けば大きな開口部が現れます。ハイルーフタイプは、地域と健やかな暮らしをつなぐ健康のハブとして、人が集まれる空間やリモートコミュニケーションを可能にする提案となっていました。

インテリアは「カラビナ」をモチーフにした空間です。楕円形のパーツがあちこちに配置され、道具を自由に固定できる仕組みを取り入れたほか、水平・垂直を基調としたフラットな床や壁面としています。
展示車両には脚立やカラーコーンなどの仕事道具が積載され、プロの仕事場としての姿が示されました。標準ルーフタイプは助手席部分も積載に使える構成とし、3m程度の長尺物も車内に収められる空間が提案されました。
開発担当者によると、今回の提案は「現場での使い勝手」を重視し、建築現場などの厳しい使用環境を想定しているといいます。標準ルーフタイプは現行200系に近いサイズと説明されており、4ナンバー級の扱いやすい車体を想定しています。
詳細なボディサイズは公表されていません。パワートレインも、使用する国や地域に応じ、ガソリンやハイブリッド、BEV(バッテリー式電気自動車)、FCEV(燃料電池車)など複数の方式を検討しているとされています。
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ハイエース コンセプトは、次期型を示唆する外観に加え、短いボンネットを備えながら、Bピラーレスの大開口や3m程度の長尺物を積める空間を提案しました。建築・工事現場から地域医療まで、商用バンの活用領域を広げる姿も示しています。市販化について具体的な時期や仕様は、明らかにされていません。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。









































































