インディアン「FTR 1200/1200S」 レースバイク「FTR750」のイメージを引き継いだ最新モデル【EICMA2018】
インディアン・モーターサイクルは、話題の新モデル「FTR 1200 /1200S」をEICMA2018で発表。市販モデルの姿をイタリアで公開します。
レースバイク「FTR750」のイメージを踏襲した「FTR1200/1200S」をイタリアで披露
アメリカの「インディアン・モーターサイクル」は、2017年/2018年のフラット・トラック・レースで年間チャンピオンに輝いたレースバイク「FTR750」をイメージソースにした「FTR 1200/1200S」を公開しました。
フラット・トラック・レースとは平坦なオーバル(楕円)コースを左回りで周回するシンプルなもので、一見シンプルながら奥が深く、1/4マイル(約402.3m)の直線で争われるドラッグレースと並び、米国で高い人気を博している競技です。
そのレースで活躍する「FTR750」をモチーフにした「FTR 1200/1200S」は、約120馬力を発揮する水冷の1203ccのエンジンを格子状に構成されたトレリス・フレームに搭載するモデルで、「FTR750」と同じく片側に配置されたモノショックや、ブレンボ製ブレーキキャリパーの採用などでレーシーな装いに仕立て上げられています。
開発者のリッチ・クリストフ氏が「今回のニューモデルで最もこだわった点は、FTR750と同じラインとフォームを確実に実現することでした。」と語るとおり、レースバイク同様のフォルムを描くこのモデルは、日本国内でも2019年前半に発売を予定。
インディアン・モーターサイクルの新時代を切り開く存在として期待が掛けられています。
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