BYD「新型ラッコ」めちゃくちゃ売れてた! 累計受注「1500台」超え“外車EV”として異例の立ち上がり! ネット上の飛語「81台」説はどこから?
2026年9月3日、BYD Auto Japanは新型「ラッコ」の累計受注台数が8月末時点ですでに約1500台に達していると発表しました。
BYD「新型ラッコ」が販売好調! ネット上の「81台」説はどこから?
2026年9月3日、中国の自動車メーカーであるBYDの日本法人「BYD Auto Japan」は、同年8月の日本国内における月間受注台数が過去最高の1260台を記録したと発表しました。
この好調を牽引しているのが、同社初となる軽規格モデルの新型「ラッコ」です。
8月はお盆休み等の影響で販売店の平均稼働日が16日間にとどまったものの、新型ラッコの累計受注台数は8月末時点ですでに約1500台に達しており、日本で展開される輸入車として好調な立ち上がりを見せています。
新型ラッコが支持を集める背景には、日本の道路環境と使い勝手に徹底して寄り添った車両パッケージングがあると思われます。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mmと、国内の軽スーパートールワゴンの規格に完全に収まる設計としながら、利便性の高い両側電動スライドドアを標準装備。
パワートレインには最高出力64馬力・最大トルク160Nmを発揮するモーターを搭載し、軽自動車枠でありながらEVならではの力強く静粛な走りを提供します。
さらに駆動用バッテリーは、エントリー仕様の「200」で容量22.40kWh(一充電走行距離210km/WLTCモード)、上位仕様の「300Plus」および「300Premium」では容量35.84kWh(一充電走行距離320km)を確保しており、日々の買い物から郊外へのドライブまで余裕を持ってこなせる性能を備えています。

価格面においても、エントリーの「200」が214万5000円、「300Plus」が239万8000円、最上級の「300Premium」が249万7000円(いずれも消費税込)に設定されており、補助金制度を活用することでさらに実質負担額が下がる戦略的な設定となっています。
実際、受注の約8割が最上級グレードの「300Premium」に集中しており、高い質感と充実した装備を求める層からの支持が厚いことが窺えます。
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このような一方で、インターネット上など一部では「新型ラッコは8月に81台しか売れていない」といった誤った情報も散見されます。
公式発表の「1500台」とネット上の言説「81台」、この大きな差はどうして生じたのでしょうか。

この情報は、全国軽自動車協会連合会(全軽自連)が9月1日に発表した「2026年8月の軽四輪車新車販売台数速報」において、ラッコの登録台数が81台と計上されているデータに基づいたものでしょう。
しかし、この「81台しか売れていない」という言説は、自動車流通における事実を正しく理解していない誤認と言わざるを得ません。
今回計上された81台という数字はあくまで初期に登録(ナンバー取得)された車両台数であり、受注の約8割を占める主力グレード「300Premium」の本格的な納車は、9月中旬以降に着船する車両から順次開始されるスケジュールです。
つまり、実際の購入契約を示す約1500台という受注実績と、納車準備段階での登録台数にはタイムラグが生じているのが真相です。
また、ユーザーの関心を集めるラッコの存在は、BYD全体の来店数増加につながり、他のモデルに触れる機会も増えるなど、好影響をもたらしているとのこと。
9月後半から主力グレードの納車が本格化し、統計上のみならず街中でその姿を見かける機会が増えることで、市場での存在感は一段と高まりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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