新車約670万円! 全長4.7m級のトヨタ「“7人乗りミニバン”」がスゴい! 豪華内装&低燃費ハイブリッド搭載の「イノーバ ゼニックス」タイ仕様とは?
トヨタがタイに導入している「イノーバ ゼニックス」について解説します。
充実仕様の7人乗りモデル
国内メーカーが製造するモデルには、国内に導入されていないものの、魅力的なパッケージングを持つモデルが存在します。
タイに導入されているトヨタ「イノーバ ゼニックス(Innova Zenix)」もまさにそんな存在といえるでしょう。
「イノーバ」は、2004年9月にインドネシアで初代が誕生したトヨタのMPVで、東南アジアを中心に、タフな走行性能と広い室内空間で長年にわたり支持を集めてきました。
現行モデルにあたる第3世代は、2022年11月にインドネシアでワールドプレミアを果たし、タイでは2023年7月19日にイノーバ ゼニックスの名で正式に発売されました。
この世代で特筆すべきポイントは、プラットフォームの大幅な刷新です。歴代イノーバが採用してきたラダーフレーム構造と後輪駆動の組み合わせから、TNGA-Cプラットフォームをベースとしたモノコック構造と前輪駆動へと大きく方針を転換しました。この変更によって床面が低くなり、室内空間のゆとりがさらに広がっています。
タイ仕様はハイブリッド専用モデルとして設定されており、2.0リッター直列4気筒エンジン(M20A-FXS)と電動モーターを組み合わせた第5世代のストロングハイブリッドシステムを搭載しています。

エンジン単体の最高出力は152PS、最大トルクは188Nmで、モーターの最大トルクは206Nm。これらを合わせたシステム合計出力は186PS(137kW)に達します。トランスミッションにはe-CVTを採用し、前輪を駆動する構成です。燃費についてはタイの公式値で20.8km/Lを達成しています。
ボディは5ドアのミニバンタイプで、7人乗りを確保します。サイズは全長4760mm×全幅1850mm、全高1790mm、ホイールベースは2850mmとなっています。2列目シートにはキャプテンシートを採用しており、3列目シートは前方へフラットに折りたたむことが可能です。上位グレードのプレミアムにはパノラミックルーフも装備されます。
安全装備については、全グレードにトヨタ セーフティ センス(TSS)を標準装備しています。プリクラッシュセーフティや全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラートに加え、ブラインドスポットモニター(BSM)、リアクロストラフィックアラート(RCTA)、オートマチックハイビーム(AHB)なども揃います。
インフォテインメントシステムには10.25インチのタッチスクリーンを搭載しており、ハイブリッドバッテリーの保証は走行距離無制限で10年間という手厚い内容です。
タイ現地での販売価格は、スマートグレードが137万9000バーツ(約670万円/2026年8月下旬時点)、プレミアムグレードが148万9000バーツ(同換算で約723万円)に設定されています。なお、クルマ本体はインドネシアから輸入されています。
日本では販売されないながらも、イノーバ ゼニックスが示す実用性と環境性能の両立は、国内のミニバン市場においても十分に通用する水準にあるいえそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。



















































