新車293万円から! トヨタ「“新型”FR2ドアスポーツカー」登場で問合せ“殺到”! 低価格&6速MTありの「お手頃モデル」が6年目の進化! 新たな“令和のハチロク”「GR86」改良モデルが販売店でも話題に
GAZOO Racingはトヨタ「GR86」の一部改良モデルを発表し、2026年8月28日に受注を開始します。納期やユーザーからの反響を、販売店に聞いてみました。
6年目の進化遂げた「GR86」登場で問合せも増加中
2026年8月6日、GAZOO Racing(GR)はトヨタ「GR86」の一部改良モデルを発表し、8月28日より全国のトヨタ車両販売店にて注文を開始すると発表しました。
現在の納期やユーザーの反響など、首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。
2012年4月にスバルとの共同開発で登場したトヨタ「86(ハチロク)」は、多くのクルマ好きが望んだ「FR+MT+クーペ+比較的安価」のパッケージを持つスポーツカーとして高い支持を得ました。
そして2021年10月に「GR86」とモデル名を変えつつ、走行性能の向上と操る楽しさをアップした2代目へとフルモデルチェンジを果たします。なお、スバルからは「BRZ」として販売され、GR86の生産もスバルの工場で行われています。
ボディサイズは全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mm、ホイールベース2575mmと、先代の86同様にコンパクトサイズを維持。乗車定員は4名です。
パワーユニットは、先代よりも排気量を向上させたスバルの2.4リッター水平対向4気筒エンジン「FA24型」が搭載され、トランスミッションは6速MTおよび6速ATが組み合わされます。
スバルの血が混じっているため、同社の先進運転支援システム「アイサイト」や、後側方警戒支援、後退時ブレーキアシスト、ハイビームアシストなども搭載されています。

2026年8月に発表された一部改良モデルでは、ボディカラーおよび内装、走行性能、安全装備の3点が主な変更点です。
ボディカラーについては、かつて先代の86に約半年間の期間限定色として設定され好評を博した「ソリッドグレー」が復活します。
さらに内装は、上級の「RZ」グレードを中心に、質感を高めた変更が加えられています。
走行性能の面では、プロドライバー・社内評価ドライバー・エンジニアがサーキットとテストコースで繰り返し走り込みを行い、スロットルコントロール、電動パワーステアリング、シフト操作性をさらに磨き上げています。
デビュー6年目となる今回の一部改良は、FRスポーツカーらしい意のままの走りという本来の持ち味を、より高い次元で実現することを目指しており、さらに熟成が進んでいることが分かります。
さらに安全装備についても先進安全装備のアイサイトが従来の2眼から3眼カメラへと進化し、日常使いでの安心感も高めています。
また今回の一部改良では、ワンメイクレース「GR86/BRZカップ」の参戦用車両「GR86 Cup Car Basic」に、AT仕様が追加設定されている点にも注目です。
トランスミッションの選択肢を広げることで、より多くのドライバーがモータースポーツへ参入しやすい環境を整えることが狙いです。
今回の一部改良に伴う価格変更はなく、車両本体価格は293万6000円〜361万6000円です(いずれも消費税込み)。
一部改良されたGR86、ディーラーに寄せられている反響や最新の納期について、8月下旬に首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「価格上昇を気にされるお客様が非常に多いです。実は今回、価格は据え置きなんです。価格は据え置きでさまざまな仕様変更を行っているので、前向きにご検討いただいているお客様が何名かいらっしゃいます。
現時点では2026年11月以降にご納車が可能です」。
別のトヨタディーラーにも聞いてみました。
「先代のトヨタ86や、GR86の初期モデルのお客様が『そろそろ乗り換えようかな』とタイミングを見計らっている印象を受けます。
一部改良モデルが発表されると『試乗車か展示車はありますか』『もう注文することはできますか』といったお問い合わせを相次いでいただきます。
ソリッドグレーがカタログモデルになったことでお乗り換えを決めたお客様もいらっしゃいます。
現時点でご注文いただくと、2026年12月以降にご納車が可能です」。
2021年の発売以降、世界累計出荷台数は約11万台に達しており、GR専用車種のなかで最多の販売実績を誇るというGR86。
86の源流は、昭和時代に手頃なスポーツ車として支持を受けた「カローラレビン/スプリンタートレノ」の高性能モデル「AE86」があり、その系譜を受け継いだ86が“平成のハチロク”なら、GR86は“令和のハチロク”といえるでしょう。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。



































