東京〜山梨間の“希少ルート”に「新トンネル」開通! クネクネ連続&大型すれ違い不可の“難所”をサクッと解消! 大月市内の国道139号「大沢トンネル」7月末に開通
山梨県が整備を進めてきた国道139号「上和田バイパス」の大沢トンネルが、2026年7月31日に開通しました。
狭小現道をまるっと回避するショートカット完成
山梨県大月市で整備が進められてきた国道139号「上和田バイパス」の大沢トンネルが2026年7月31日に開通し、同日15時から供用を開始しました。
トンネルが利用できるようになってどのような変化がもたらされるのでしょうか。
国道139号は、静岡県富士市を起点に、霊峰・富士山の西側を迂回するようなルートで北上し、山梨県富士吉田市、都留市などを経由して、東京都奥多摩町に至る総延長約133kmの一般国道です。
重複する国道411号とともに東京都から神奈川県を挟まず、山梨県へ抜ける希少なルートのひとつです。
今回開通した上和田バイパスが設けられた大月市は山梨県の東側、東京寄りに位置しており、国道139号の難所のひとつである「松姫峠」があります。
大月市と山梨県小菅村を結ぶ区間は、標高1250mに達する峠越えのルートとなっており、道路幅が狭いつづら折りの区間が多く、交通効率や安全性に課題を抱えていました。
現在は2014(平成26年)に開通した延長約3.1kmの松姫トンネルを含む「松姫バイパス」によって、交通状況は大きく改善されていますが、その一方で現道である国道139号の交通量も増加して、大月市周辺の交通ネットワークの整備が急務となっていました。

今回開通した延長450mの大沢トンネルは、隣接する上和田トンネルと一体になって延長約1.5kmの上和田バイパスを構成します。
該当区間の現道は幅が狭い上に急カーブを有することから、大型車のすれ違いも困難な場所でしたが、先行して開通していた上和田トンネルと今回の大沢トンネルによって直線的にショートカットできるようになりました。
大沢トンネルの開通によって上和田バイパス区間の現道の交通が転換され、所要時間が短縮されるだけでなく、地域の交通の安全性や円滑性も向上し、災害時の緊急輸送道路としての機能強化に期待されています。
また、安全性の高いトンネルに交通が転換されることで、現道における交通事故リスクの低減にも効果を期待されています。
Writer: 春山優花里
フリーランスの編集記者。WEB媒体を中心に15年以上メディア業界で働くなんでも屋。幼少期に叔父の書斎で見た膨大なミニカーコレクションに圧倒され、クルマやバイクに興味を持つ。漫画やアニメ、ゲームが好き。









