スズキ新型「約123万円の“小さな高級SUV”」に注目! 全長4m未満「ライズ」サイズに「6速MT&快速1リッターターボ」搭載! リッター20km以上走る「新ブレッツァ」インドモデルとは
スズキのインド法人、マルチ・スズキはコンパクトSUV「ブレッツァ」を改良するとともに、新モデル「ブレッツァ ターボブースタージェット」を追加しました。どのようなクルマなのでしょうか。
SUVセグメント成長のなか「若者向けの低価格上質SUV」登場
スズキのインド法人であるマルチ・スズキは2026年7月24日、インド市場向けコンパクトSUV「ブレッツァ」の改良モデルを発売するとともに、新たに「ブレッツァ ターボブースタージェット」を追加しました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
ブレッツァは、2016年に「ビターラ ブレッツァ」の名称でインド市場へ投入されたコンパクトSUVです。スタイリッシュな都市向けデザインと手ごろな価格帯が支持を集め、マルチ・スズキのSUVラインナップを牽引するモデルとして定着しています。
なお、インドにおいては量販車販売チャネル「アリーナ」店で取り扱われています。
現行モデルは2022年6月に登場した2代目で、「ビターラ」のサブネームを廃止し「ブレッツァ」単独の車名となりました。
現行モデルではフードやベルトラインを強調し、SUVらしい大胆でスポーティなエクステリアとしたほか、ブラックとブラウン、シルバーの加飾を用いたインテリアを採用。都会的で洗練された雰囲気が特徴です。
リアシートの居住性も考慮し、シート幅の拡張や後席用エアコン吹き出し口の装備、USBソケットの装着など、高い快適性を持ちます。
安全装備としては、全方位モニターやヘッドアップディスプレイを備えるなど、ドライバーにとって便利な機能も多数採用しています。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1790mm×全高1685mm、ホイールベース2500mmです。トヨタ「ライズ」とは全長はほぼ同等ですが、全幅はトヨタ「ヤリスクロス」程度のサイズとなっています。

今回の改良ではエクステリアに大きな変化が加えられています。
フロントグリルのデザインを刷新し、スモーククロームの加飾を採用。メタリックグレーのブルバー(カンガルーバー)風意匠とスキッドプレート風のロアデザインを組み合わせ、存在感と高級感を両立させています。
ボディサイドにはデュアルトーンのサイドクラッディングパネルを追加し、ホイールデザインも新意匠へと改められました。
安全装備の面では、ブラインドスポットモニターやリアクロストラフィックアラート、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)、エマージェンシーストップシグナル、降車支援警告を新たに装備しています。
360度ビューモニターには3つのビューが追加され、車両周囲の状況確認がより容易になりました。
こうした機能に加え、パッシブセーフティにおいては、インドの新車安全性能評価プログラム「BNCAP」において最高評価の5つ星を獲得しました。
インフォテインメント面では、ワイヤレスのAndroid AutoおよびApple CarPlayに対応した10.1インチタッチスクリーンを搭載し、インターネット接続やAlexa音声アシスタントも利用できます。
このほか、アルカミス製プレミアムスピーカーや64色のアンビエントライト、シートベンチレーション付きの上質な合成皮革シートを設定するなど、コンパクトカーでありながら、高い質感も特徴となっています。
パワートレインは最高出力103hp(馬力)・最大トルク139Nmを発生する1.5リッター4気筒「K15C」型エンジンに「プログレッシブスマートハイブリッド」を組み合わせたもので、ガソリンモデルとCNG仕様を用意します。トランスミッションは6速ATに加え、今回の改良で新たに6速MTが設定されました。
一方、新たに追加された「ブレッツァ ターボブースタージェット」は、1.0リッターガソリンターボの「K10C」型エンジンにプログレッシブスマートハイブリッドを搭載し、最高出力110hp・最大トルク170Nmを発揮するモデルです。トランスミッションは6速MTのみの設定となります。
スポーティな走行性能を持ちながら、燃費性能は20.47km/Lを実現しているといいます。エクステリアには専用ターボエンブレムとレッドアクセントが施され、視覚的にも差別化が図られています。
ラインナップはベースグレードの「LXi」、中級の「VXi」「ZXi」、最上級の「ZXi+」と4タイプです。
価格は73万9900ルピー(約123万円、2026年8月下旬時点のレート)からとなっています。
スズキによるとインド市場におけるSUV比率は約6割を占めており、市場成長をけん引する主要セグメントになっているといいます。
そのなかでデビューした新型ブレッツァは、低価格な若年層向けコンパクトSUVとして引き続き支持を獲得すると予想され、今後の販売動向が注目されます。
Writer: くるまのニュース編集部
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