驚愕! 「外免切替」で免許取得した中国籍の男、ひき逃げ事件後に再び“無免許運転” 「二度と運転しない」はウソだった⁉ 怒りや批判の声が殺到
2025年5月に埼玉県で小学生4人をひき逃げする事件を起こした中国籍の男について、2026年6月、執行猶予期間中に無免許運転で逮捕されていたことが明らかになりました。男は「外免切替」によって日本の運転免許を取得しており、現在、外国人の免許取得のあり方が問われています。
外国人ドライバーに対し司法と制度の甘さを指摘する声上がる
2025年5月、埼玉県三郷市の道路上において、中国籍の男(当時42歳)が飲酒運転の上、小学生4人をひき逃げして重軽傷を負わせる事件が発生しました。
男は当時、三郷市内の飲食店で生ビールの中ジョッキを5杯飲んだ約45分後に事故を起こしており、小学生らに「ここは邪魔だから違う場所に移動するね」などと声をかけた後、再びクルマに乗って立ち去りました。
さらにクルマのドライブレコーダーには、同乗していた男性から「事故現場を離れてはだめだ」と言われたのに対し、男が「日本語がわからないと言えばいい」「酒を飲んでいるから逃げなければ」などと発言する様子が記録されていたということです。
この事件により、男は自動車運転処罰法違反(過失傷害アルコール等影響発覚免脱)と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪に問われ、2025年11月、さいたま地裁越谷支部で懲役2年6か月・執行猶予4年(求刑は懲役2年6か月)の有罪判決を受けていました。
この判決理由について裁判官は、男が「二度とクルマを運転しない」と話し反省していることや、被害者に見舞金を支払うことなどを考慮して執行猶予の判決を下したとしています。
しかし、その判決から約半年後の2026年6月3日、男は執行猶予中の身でありながら埼玉県三郷市内にある自宅近くの県道で無免許運転をして、埼玉県警に道路交通法違反の疑いで現行犯逮捕されました。
この事案については2026年4月、男が無免許でクルマを運転しているという通報が警察に寄せられていたということです。また男は、小学生をひき逃げした際に運転していたときと同じクルマで無免許運転をおこなっていました。
加えて6月24日には、付近の防犯カメラ映像などから男が別の日にも無免許運転をしていたことが発覚し、県警が男を道路交通法違反の疑いで再逮捕しています。
なお、この中国籍の男については元々、外国の運転免許証を日本の運転免許証に切り替える、いわゆる「外免切替」によって日本の運転免許を取得していたということです。
これら一連の事件に関してインターネット上では、「『二度と運転しない』という口先だけの反省を真に受けて執行猶予を与えた司法の甘さや、外免切替制度のあり方について、改めて考えさせられる」「何で一度目の犯罪で強制送還できないのか。きちんと裁けるよう法改正すべき」などの意見が上がっています。

上記の外免切替制度をめぐっては、2025年10月から制度の運用が厳格化されたものの、それ以前は書類審査の手続きや学科試験などの甘さから、「外国人優遇ではないか」「外国人が簡単に日本の運転免許を取得できてしまう」といった批判が相次いでいました。
たとえば書類審査に関しては、観光客のような短期滞在の外国人であっても、滞在先のホテルを住所地として申請ができてしまう状況がありました。
また、日本の交通ルールについて問う知識確認(学科試験)では、問題がわずか10問しか出題されない上、70%以上の正答率で合格という比較的緩い基準であったほか、日本語以外の複数の言語で受験できる状況でした。
現在は、外免切替の申請時に原則として「住民票の写し」の提出が必要となり、短期滞在の外国人は日本の運転免許を取得できなくなりました。そして知識確認に関しては、問題数を10問から50問まで増やし、正答率の基準も90%以上に引き上げられました。
とはいえ、日本の普通免許の本免学科試験では95問出題され、正答率90%以上で合格という基準であることから、「依然として甘いのではないか」「問題数を増やして、日本語の試験を受けさせるべき」といった声も寄せられています。
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警察庁の統計「令和7年における交通事故の発生状況について」によると、外国人運転者による死亡・重傷事故は近年増加傾向にあることが判明しています。
また、2025年の外国人運転者による死亡・重傷事故件数587件のうち、「日本の運転免許」を保有していたのは488件で、全体の83.1%と大部分を占めました。
今後は外免切替制度の定期的な検証に加え、外国人運転者に対する交通ルールの周知や重大事故を起こした運転者の再発防止策についても、十分に検討していくことが求められます。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。



















