トヨタ「ハイエース」超えの「最新“ワンボックス”」が凄い! 「観音開きドア」&“めちゃ広ッ荷室”採用! 全長5mの“カクカクボディ”に快適装備も充実のフォロフライ「F11VS」に注目!
物流や配送の現場で活躍する商用バンにも、電動化の波が広がっています。軽商用EVに続き、より大きな荷室と積載力を備えた大型電動バンも登場。フォロフライの「F11VS」は、最大積載量1100kg、479kmの一充電走行距離を実現した注目の1台です。その特徴や実力を詳しく見ていきます。
ハイエースより大きい! 積載力と使い勝手を両立した注目モデル
物流や配送の現場では、たくさんの荷物を運べることはもちろん、毎日の業務で扱いやすく、ドライバーの負担を抑えられることも重要です。近年は、こうした商用車にも電動化の波が広がっています。
すでにホンダ「N-VAN e:」やスズキ「eエブリイ」など、軽商用バンのEVは登場しています。配送や営業などの用途でEV(電気自動車)を選べる環境は、少しずつ整ってきました。
ただ、軽よりも大きなサイズになると事情は変わります。例えば代表的な商用バンであるトヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」には、2026年8月現在、国内向けのEVモデルが設定されていません。
つまり、ハイエースやキャラバンと同じようなサイズや積載力を求めながらEVを選ぼうとすると、まだ選択肢は限られています。

そんななか、2026年1月に登場したのがフォロフライの「F11VS」です。普通自動車免許で運転できる大型の電動バンで、軽商用EVに続き、より大きな商用バンにもEVという選択肢を広げるモデルとして注目されます。
そもそもフォロフライとは、2021年8月に設立された京都発のEVメーカーです。自社工場を持たないファブレス生産を活用し、これまで商用車を中心としたEVの開発・販売を進めてきました。
2021年10月には「F1 VAN」の販売を開始し、翌2022年6月には平ボディタイプの「F1 TRUCK」を発表。
さらに2023年6月には、横滑り防止機能やパーキングロックシステム、CHAdeMO対応などを備えた「F1VS」「F1VS4」「F1TS」を発売しています。
その後もラインナップを広げ、現在はF1シリーズに加えて、中型EVトラックの「F3T」や軽EVの「FKV/FKT」などを展開しています。
そして2026年1月にフォロフライの新たな大型商用EVとして登場したのがF11VSで、これまでのF1シリーズよりも大きな荷物を扱う物流・配送用途を意識したモデルとなっています。
ボディサイズは全長4990mm×全幅1980mm×全高2010mm、ホイールベース3100mmとなっています。
実際にハイエースと比較してみると、トヨタ「ハイエースバン」のミドルルーフ・ワイドボディ車は、全長4840mm×全幅1880mm×全高2105mmです。これに対してF11VSは、全長で150mm、全幅で100mm大きくなっています。一方、全高はF11VSのほうが低く設定されています。
また、荷室寸法は長さ2690mm×幅1700mm×高さ1380mmで、車両重量は2250kg。乗車定員は2名または3名から選択でき、最大積載量は1100kgを確保しています。大きな荷物を扱う配送業務にも対応できる、広い荷室と高い積載能力が特徴です。
外観は商用車らしい実用性を重視したワンボックススタイルで、ボディは直線を基調としたスクエアな形状に仕上げられています。
ボディサイズを生かした大きな荷室を備え、荷物の積み下ろしがしやすいよう、左右のスライドドアとリアの観音開き式バックドアを採用しているのも特徴です。
内装も日常的な業務での使いやすさを考えた装備が用意されています。合成皮革シートを採用するほか、運転席・助手席にはシートヒーターとベンチレーションを設定。ステアリングヒーターも備えています。
さらにBluetoothオーディオやCarPlay、USBポート2ヶ所、12Vパワーソケットなども設定。大柄な車体を扱いやすくするため、360°全方位モニターを搭載している点もポイントです。
安全面では、自動緊急ブレーキ「Advanced Emergency Braking System(AEBS)」や歩行者衝突警告、追従機能付クルーズコントロールなどを採用。
車線逸脱防止支援システムには3つのサポートモードが用意され、運転時の負担軽減にも配慮されています。
パワートレインは永久磁石同期モーターで、最高出力170kW(約231馬力)・最大トルク336Nmを発揮。駆動用バッテリーにはCATL製のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、総電圧は400V、総電力量は82.88kWhをマークします。
また、一充電走行距離は479kmとされており、商用車として日常的な配送業務に使いやすい航続性能を確保しているのもポイントです。
なお、グレード展開は1グレードで、価格はオープン価格となっていますが、国のEV補助金「令和7年度補正予算 商用車等の電動化促進事業」の対象となる場合があり、事業用として導入する場合は、最大401万2000円の補助を受けられるとされています。
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フォロフライF11VSは、トヨタ「ハイエース」より大きなボディと1100kgの最大積載量を持つ大型の商用EVです。
479kmの一充電走行距離に加えて、360°全方位モニターや先進安全装備も備え、日々の配送業務を意識した仕様となっています。
商用車の電動化を検討する事業者にとって、大容量の荷室とEVならではの走行性能を両立したF11VSは、新たな選択肢になりそうです。
Writer: ナナハチP
2歳でトミカに出会って以来のクルマ好き。現在はライター兼コンテンツクリエイターとして、自動車・グルメ・旅行などを中心に情報発信を行っている。特に愛車や憧れの一台について語り始めると、つい熱が入ってしまうタイプ。























