新車440万円! トヨタ「“新型”ハリアー」に問合せ“殺到”! 7年目の進化で「ガソリン車廃止」に困惑の声も! “新グリル”採用した「黒すぎモデル」も設定の“改良モデル”が販売店でも話題に
2026年8月に一部改良が実施されたトヨタ「ハリアー」について、販売店に最新情報を聞いてみました。
一部改良を実施したハリアーの納期は3ヶ月前後
2026年8月3日、トヨタはミドルサイズSUV「ハリアー」を一部改良し、同日に発売しました。
現在の納期など、首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。
初代ハリアーが誕生したのは1997年12月のこと。従来の本格クロカンとは異なり、流麗なクーペスタイルのボディや質感の高いインテリア、セダンライクな乗り心地が評価され、人気モデルへと躍り出ます。
その後、2003年2月に2代目、2013年12月に3代目へとフルモデルチェンジを重ね、現行の4代目は2020年6月にデビューしました。
都市型SUVというジャンルを市場に定着させた先駆的モデルで、現在ではコンパクトカーから超高級車、さらにはスーパースポーツカーを専門としてきたメーカーまでもがSUVを手がけるほど、このカテゴリーは自動車市場の中核を占めるジャンルへと成長しています。

その礎を築いたハリアーの現行モデルは、2025年6月に初の一部改良を受けました。このときの主な変更点は、全グレードでステアリングヒーターとシートヒーター(運転席・助手席)が標準装備化され、寒冷地仕様も全グレードで標準化されています。
おくだけ充電とデジタルキーは、上級の「Z(PHEV車)」および「Z “Leather Package(レザーパッケージ)”」グレードで標準装備となりました。また「G」グレードにPHEV仕様が新たに追加されています。
安全装備面では、先進運転支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」のアップデートも実施されており、プリクラッシュセーフティの検知範囲拡張、レーンディパーチャーアラート(LDA)への車線逸脱抑制機能追加、ブラインドスポットモニター(BSM)への安心降車アシスト(SEA)と後方車両接近警報の追加、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)の新規追加といった変更が加えられています。
そして、モデルイヤー7年目、通算2回目となる今回の一部改良では、搭載されるパワートレインの大幅見直しが行われています。これまで設定されていた2リッターガソリンモデルと2.5リッターPHEVモデルが廃止され、ラインナップは2.5リッターHEV(ハイブリッド)に一本化されています。
また、全車標準装備としてアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム+外部給電アタッチメント付き/ラゲージ右側1個)が追加され、普段使いの利便性が向上しています。
さらに、2025年6月の一部改良時に設定されたZベースの特別仕様車「Z “Leather Package・Night Shade(ナイトシェード)”」および「Z “Night Shade”」は、今回の一部改良で外装のデザインが変更されています。
フロントはヘッドライト下部のモールとバンパーロアのメッキモールを漆黒メッキに変更し、中央グリルのデザインを横桟基調からメッシュタイプに刷新しています。
また、ボディサイドには専用のブラックステンレス製ウインドウモールを装備し、ドアハンドルとドアミラーはボディ同色に変更されています。
リアはバンパーメッキモールを漆黒メッキとし、ブラックメッキのマフラーカッターと専用LEDテールランプ(ブラックエクステンション付き)を採用。
アルミホイールのデザインに変更はありませんが、ホイールナットをブラック塗装とすることでエクステリア全体との統一感を持たせています。
ハリアーの車両本体価格は、439万6700円から556万1600円です(いずれも消費税込み)。
一部改良されたハリアー、ディーラーに寄せられている反響や最新の納期について、8月下旬に首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「今回の一部改良は、特別仕様車Z “Leather Package・Night Shade”とZ “Night Shade”の仕様変更が中心なので、こちらの2モデルへのお問い合わせが多いです。
車両本体価格が502万1500円から556万1600円ということで、残価設定ローン、いわゆる『残クレ』のご利用を検討されるお客様が多いです。ハリアーは人気が高いモデルですので、残価率も高めです。
一時期は受注停止でしたが、現在は3ヶ月前後でご納車できます」
他のトヨタディーラーにも問い合わせてみました。
「ガソリンエンジンが廃止されたことをご存知でなかったお客様が、『知らなかった……』と困っていらっしゃるケースが何件かありました。パワートレインの見直しによりエントリーグレードの価格が一気に60万円くらい底上げされました。同じグレードでの比較ですと、約20万円のプラスです。これには装備のアップデートも含まれております。
一部改良後ということで、現在はご注文可能です。グレードにもよりますが、ご納期は、2〜3ヶ月を見込んでおります」。
やはり、デザイン変更があった特別仕様車Night Shadeシリーズに対する注目が高いようです。
近年トヨタでは、ハリアーのほかにもさまざまなモデルで一部改良時にガソリンエンジンの設定を廃止しています。
他のモデルでもガソリンエンジンのグレードがある場合、早めに検討しておいた方がよさそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。















































