レクサス新型「“FR”セダン」発表! 4本出しマフラー&迫力エアロ「スポーティ」仕様! 「LEXUS」文字ロゴになった「LS」のTRDパーツとは
レクサスが「LS」を一部改良し、車体補強などで操縦安定性と乗り心地を高めました。“F SPORT”では、2020年登場のTRD「エアロダイナミクスパッケージ」も継続設定。どのような内容なのでしょうか。
スポーティなFRセダンに
レクサスは2026年9月10日、フラッグシップセダン「LS」の一部改良を発表しました。センタートンネルの新たな補強などで操縦安定性と上質な乗り心地をさらに向上させ、パノラマルーフもメーカーオプションに加わりました。
そして“F SPORT”向けには、「F SPORT PARTS(TRD)」の「エアロダイナミクスパッケージ」も引き続き用意。5つのアイテムで構成され、スポーツマフラーのテールエンド径は85mmです。
LSは、1989年のブランド創設当時に米国で発売され、フラッグシップモデルとしてレクサスの礎を築いてきた1台です。レクサスは歴代LSを「常にイノベーションの精神を貫き、その時代に新たな技術や価値を提供することで変革を起こすクルマ」と位置付け、原点である静粛性と乗り心地を磨き続けています。
現行型は2017年10月に登場した5代目で、ボディサイズは全長5235mm×全幅1900mm×全高1450〜1460mm。今回の改良でラインナップは、3.5リッターV型6気筒エンジン「8GR-FXS」にモーターを組み合わせたハイブリッド車「LS500h」に一本化されました。グレードは“F SPORT”“version L”“EXECUTIVE”の3つで、それぞれに2WD(FR)とAWDを設定しています。
今回の改良では、レクサスならではの“すっきりと奥深い走りの味”をさらに高い次元へ進化させるため、車体に手が加えられました。従来のフロントエンド、リヤエンドに加え、新たにセンタートンネルを補強して体幹を強化しています。
さらにリヤサスペンションブレースとラゲッジブレースには、熱硬化樹脂を塗布し焼き付けるレスポンス向上減衰構造「REDS」を採用。高周波振動を低減し、操縦安定性と乗り心地を高めています。
あわせてAVS(アダプティブ バリアブル サスペンション)とEPS(電動パワーステアリング)もチューニング。より自然でコントロールしやすい操舵フィーリングと、ロールやピッチの揺れが少ないフラットな車両姿勢を追求し、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を実現しました。
インテリアでは、パノラマルーフを全車に15万4000円のメーカーオプションとして設定。前方にメッシュディフレクターを採用し、ルーフ開放時の風切り音を抑えながら、後席まで開放感あふれる車内空間を実現しています。
パノラマルーフは、IR・UVカット機能付きのチルト&アウタースライド式で、前後分割電動サンシェードも備えます。選択時はリヤエアコンの左右ルーフレジスターが非装着となります。また“EXECUTIVE”では、切子調カットガラスのオーナメントパネルを選べる内装色が拡充されました。
新車価格は、LS500h“F SPORT”が2WD(FR)で1414万円、AWDで1462万円。“version L”が1604万円/1652万円、“EXECUTIVE”が1757万円/1805万円です。改良モデルは2026年9月に全国のレクサス店を通じて発売されました。
そんなLSに設定される“F SPORT”向けのエアロダイナミクスパッケージは、2020年11月に登場したアイテムです。レクサス純正用品ではなく、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントの取り扱い商品で、レクサス販売店で購入できます。
構成は、フロントスポイラー、エアロダイナミクスミラーカバー、サイドスカート、スポーツマフラー&リヤディフューザー、リヤスポイラーの5点。フロントスポイラーはアンダーカバーでフロントの浮き上がりを抑え、サイドスカートはボディの側面と下面を流れる風を整えて直進安定性を高めます。
リヤディフューザーは車両の下に溜まった空気を効率的に排出し、リヤスポイラーはトランク上面の風を整えてリヤが浮き上がろうとする力をコントロール。意匠権・実用新案登録済みのミラーカバーは、走行時の風切り音低減と明快な運動性能の向上をもたらすとされています。

スポーツマフラーはリヤディフューザーとの同時装着が必須で、パッケージはカーカバー(透湿防水タイプ)やジャッキツールセットの付いた車両には装着できません。装着時の地上高は、フロントスポイラーで約35mm、リヤディフューザーで約41mm、サイドスカートで約45mm下がります。
エアロダイナミクスパッケージには、対象パーツをブラックで塗装した「BLACK EDITION」も設定され、全ボディカラーが対象です。純正カラー塗装済の設定色はホワイトノーヴァガラスフレークとグラファイトブラックガラスフレークの2色で、そのほかのボディカラーでは素地パーツを販売店で塗装します。
参考価格は、エアロダイナミクスパッケージの塗装済とBLACK EDITIONが86万4600円、素地が84万4800円です。いずれも取付費が別途必要で、素地の場合は塗装費もかかります。
単品の参考価格は、フロントスポイラーが塗装済15万4000円、エアロダイナミクスミラーカバーが6万1600円、サイドスカートが塗装済11万円、スポーツマフラー&リヤディフューザーが塗装済44万円、リヤスポイラーが塗装済9万9000円です。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


























































