日産「“新型”高級SUV」がスゴい! キリッと精悍“ブラック加飾”の「斬新デザイン」採用! パワフルな「VCターボ×4WD」搭載した“めちゃスポーティ仕様”に注目! “豪華インテリア”も魅力の「新型ムラーノ」米国2027年モデルとは!
約12年ぶりに日本市場へ復活した日産のラージSUV「ムラーノ」ですが、北米では2027年モデルに新グレードの「Dark Armor(ダークアーマー)」が追加されました。どのような仕様なのでしょうか。
日産「新型“高級”SUV」がスゴい!
約12年ぶりの日本市場復活が決まった日産「ムラーノ」は、洗練されたエクステリアデザインと上質なインテリアで、北米市場を中心に存在感を築いてきたクロスオーバーSUVです。
初代は2002年に登場。国内では2004年から2015年の間、初代と2代目が販売されていました。
現行型は2024年に登場した4代目。米国・テネシー州のスマーナ工場で製造しています。
2026年2月、国土交通省が新たに創設した「米国製乗用車の認定制度」を活用し、久しぶりに国内導入されることとなり、2027年初頭の国内発売に先駆け、2026年6月初旬から期間限定で受注が開始されています。
日本仕様は左ハンドルとなるほか、4WDの「SV」1グレードというシンプルな設定で、価格(消費税込)は796万4000円。ボディカラーは全3色が設定されています。
そんななか北米では、2027年モデルのムラーノが2026年8月19日に発表されており、新たに「Dark Armor(ダークアーマー)」が設定されました。
ダークアーマーは、上級グレード「Platinum」と標準グレード「SL」の間に位置し、ムラーノのスポーティなキャラクターを強調したモデルです。
外観では、サイドやウインドウまわりのモールディングをグロスブラックとしたほか、フロント・リアバンパーにもブラックの加飾を施しています。
さらに、専用のグロスブラック仕上げ21インチアルミホイールを採用。ボディ各部にブラックのアクセントを取り入れ、スポーティな雰囲気を強めています。

パワートレインは全車共通で2リッターVC(可変圧縮比)ターボエンジンを搭載。最高出力241hp(244PS)・最大トルク260lb-ft(353Nm)を発揮し、9速ATと組み合わせています。駆動方式は4WDのみの設定です。
インテリアには12.3インチのディスプレイを2枚配置。ダークアーマーとPlatinumでは「Googleビルドイン(Built-in)」に対応し、GoogleマップやGoogleアシスタントなどが利用可能となっています。
このほか、BOSE製10スピーカーオーディオや、専用のグラファイトカラーのPrima-Texシート、64色のアンビエントLEDライトなども設定されており、Platinumにはさらに、フロントシートのベンチレーションやマッサージ機能なども用意されています。
運転支援機能では「ProPILOT Assist」を標準装備。Platinumには、条件付きでハンズオフ走行を可能とする「ProPILOT Assist 2.1」も用意されています。
価格は、SLが4万3990ドル(約681万円:2026年9月上旬現在、以下同)、ダークアーマーが4万6990ドル(約728万円)、Platinumが4万9790ドル(約771万円)です。
前述したように、今回日本で受注が始まっているムラーノは、「SV」の1グレードのみ。2027年モデルのムラーノにはSVというグレードはありませんが、2026年モデルではSLの下に位置するエントリーグレードとして設定されていました。
今回の日本仕様のSVと北米の2026年型SVを比べると、20インチホイールや12.3インチディスプレイ、6スピーカー、前席シートヒーターなど共通する装備が多く、基本的には北米SVに近い構成といえそうです。
日本仕様ではインテリジェント アラウンドビューモニターや、ドアミラーと連動する運転席のポジションメモリーなども標準装備されています。
つまり、北米のSVをそのまま日本へ持ち込んだ仕様というわけではなく、基本構成を揃えつつも日本独自の装備がしっかりと盛り込まれているといえます。
ただ、ここにダークアーマーが加われば、装備の充実だけではない、スタイルの違いでムラーノを選べる新たな選択肢となりそうです。
※ ※ ※
現行ムラーノは、薄型のヘッドライトや横方向に広がるフロントマスク、滑らかなボディラインなどによって、流麗で都会的なスタイリングに仕上げられています。
そんなムラーノにブラックのアクセントを加えたダークアーマーは、もともとのデザインを大きく変えることなく、精悍さを高めているところがポイントです。
また、北米ではSLとPlatinumの中間に位置するため、最上級グレードほど豪華さを求めず、それでも標準のSLとは違った個性が欲しいというユーザーにとって、ちょうどいい選択肢ともいえそうです。
日本でもこうした仕様が加われば、1グレードのみのムラーノに選ぶ楽しさが生まれるはず。さらに、日本向け専用の「ジャパンエディション(仮)」などの特別仕様車が設定されたら、北米のオーナーもうらやましがるかもしれません。
Writer: 吉川 賢一
日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど
































