トヨタ「ハイエース」より大きい「新型ワンボックス」に熱視線! 注文“殺到”で「即・完売」した新モデルは斬新「1列・3人乗りシート」×めちゃ広いラゲッジ採用! フォロフライ「F11」の販売店での反応は?

フォロフライが発売した新型1トン級商用EVバン「F11シリーズ」について、フォロフライに最新情報を聞いてみました。

「3人乗りモデル」の受注を開始。1トン級商用EVバンの新型「F11シリーズ」

 2026年6月26日、フォロフライは、1トン級商用EVバンの新型「F11シリーズ」の先行生産の初期ロット車にあたる100台分が完売したと発表しました。
 
 ユーザーの反響はどうなのでしょうか。

 商用電気自動車(EV)の企画・開発・販売を行うフォロフライが販売する、1トン積載クラスの高性能商用EV「F11シリーズ」。2026年1月の販売開始以降、累計納車台数が100台に到達し、現在は第2ロット以降の供給を行っているところです。

 F11シリーズにおけるバンタイプの「F11VS」は先進安全装備と快適性能を標準装備しつつ、国の補助制度「令和7年度補正予算 商用車等の電動化促進事業」の活用が可能です。

 この補助制度を活用することで、F11VSにおける事業用の補助基準額が最大で401万2000円分適用される可能性があります。

 燃料代がかさむなか、夜間充電を中心とした運用を行うことで、1kmあたりの燃料費(電気代)を約3〜4円に抑えられる可能性を秘めています。

 コストは、ディーゼルエンジン車のおよそ16円/kmと比べ、最大で約1/4に抑えられます。

 年間2万kmを走ると換算した場合、燃料費だけで年間20万円以上の削減が見込めます。

フォロフライ新型「F11シリーズ」
フォロフライ新型「F11シリーズ」

 さらに2026年6月2日には、現場の多様なニーズに応えるべく待望の「3人乗り仕様」を新たに追加し、受注を開始したと発表しました。

 この3人乗り仕様のベースとなるF11VSは、「ジャパンモビリティショー2025」で披露され、2026年1月から本格的な販売が始まった新型モデルです。

 ボディ車体の寸法は全長4990mm×全幅1980mm×全高2010mmに設定されており、国内で絶大な支持を誇る商用ワンボックスのトヨタ「ハイエースバン」(全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mm)よりもかなり大きいことが分かります。

 3人乗り仕様となったことで、最大積載量は従来の1100キログラムから1000キログラムへとわずかに減少しました。

 しかし、長さ約2.7m×幅1.7mに達する広大な荷室空間はそのまま維持されており、積載能力は変わりません。

 また、商用車でありながら、運転席と助手席には寒い季節に重宝するシートヒーターに加えて、夏場の不快な蒸れを防ぐシートベンチレーション機能が備わっており、ステアリングにもヒーターを内蔵している点にも注目です。

 さらに、長距離の運転をサポートする追従機能付きのクルーズコントロールや、狭い駐車場での接触事故を防ぐ360度全方位モニター、衝突被害軽減ブレーキといった先進的な安全装備も標準で搭載されており、過酷な環境で働くドライバーの疲労を和らげ、安全な運行を強力にバックアップします。

 F11VSの最高速度は135km/hに達するため、速度制限120km/hの高速道路の走行もある程度はゆとりを持って行えそうです。

 その大きなボディの床下には82.8kWhの大容量バッテリーが搭載されており、一度のフル充電で479kmという実用十分な航続距離を確保。

 さらに、急速充電規格であるCHAdeMO(チャデモ)にも対応しているため、業務中の充電時間のロスを最小限に抑えることが可能です。

 3人乗り仕様が設定されたことで、荷物の積み下ろしに人手が必要なルート配送や、技術者・作業員を複数名乗せたまま現場へ直行する設備工事業など、幅広い業種や用途で活躍が見込まれます。

 F11VSの価格はオープン価格に設定されていますが、国が実施している商用車向けの電動化促進事業などの補助金制度を有効に活用することで、導入時の初期費用を抑えることが可能とのこと。

 ディーラーに寄せられている反響について、7月上旬に首都圏にある販売元に問い合わせてみました。

「『どこに行けば実車が見られるのか教えて欲しい』『実勢価格はいくらくらいなのか』といったお問い合わせをいただきます。価格とクルマの作りやサイズ感が良ければ検討したいとおっしゃっていただきますね。

 オープン価格としていますが、国のEV補助金である『令和7年度補正予算 商用車等の電動化促進事業』の事業用を適用することで、最大401万2000円の活用が可能です。

 また、エンドユーザーの方からのお問い合わせもありますが、個人所有だと国の補助金が使えないため、どちらかというと業務用になってしまいます。法人様や個人事業主の方であればこの制度を利用できます」

 街乗りやストップアンドゴーといった状況で使われることが多い商用バン。

 エンジンにとって過酷な使われ方でも、EVならスイッチのオンオフです。

 事実、宅配会社のバンでもEV車を見かける機会が増えました。

 10年後、20年後、もしかしたらもっと早い段階で商用EVバンのシェアが拡大していく可能性は十分にありそうです。

「F11シリーズ」の今後の展開に期待大です。

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。

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