アメリカ大統領も護衛する「キャデラック・エスカレード」 VIPに愛されるその理由は?

キャデラックの最大級SUV「エスカレード」は、世界のVIPに愛されアメリカ大統領の護衛車にも使われています。実際の走りや乗り味は?

アメリカを象徴するラグジュアリーSUV

 アメリカ合衆国に対して強く富める国をイメージし、強い憧れを抱いている人には、キャデラック・エスカレードはとっても気になるクルマだと思います。

 というのも、キャデラックはアメリカ最大の自動車メーカーであるGM社が製造するモデルであり、そのGMの中で、上質で高級なキャデラックを冠っているからです。しかもエスカレードは、キャデラックの中でも最も大きく重いSUVです。つまり、エスカレードは、一部のトラック的SUVを例外とすれば、アメリカで最も巨大なプレミアムSUVなのです。

キャデラック最上級SUV「エスカレード」

 その堂々たる体躯は力の象徴であり、軍事力と経済力を振りかざすアメリカのイメージにぴったり合っているように思えます。アメリカ車ファンにとってはハートに響くモデルに違いありません。

 エスカレードは、大統領護衛車として採用されているようです。大統領がパレードするときや首脳会談のために海外遠征するときには、「キャデラック・ワン(ビースト)」と呼ばれる大統領専用車で移動します。その前後左右を護衛する隊列にキャデラック・エスカレードが加わっているのです。

 その巨体はまさに護衛車にふさわしいもので、3列シートの7名から8名乗りですから、大勢のシークレットサービスや警護員が乗り込めるはずです。そればかりか、大統領のパレードは報道機関を通じて世界に配信されるわけであり、つまり、世界のリーダーたるアメリカ大統領の威厳を知らしめるには、エスカレードの力強い佇まいは都合がいいのです。

 全長は5195mm×全幅2065mm×全高×1910mm、車両重量は2670kg。走行中は、3トンを超えることになりそうです。タイヤサイズは22インチにもなります。

 さて、エスカレードに乗り込んでみましょう。クルマのドアを開けると、足元にステップが自動で出てきます。階段がないと乗り込みづらいからです。そうです、トラックに乗り込む時のように、よじ登るような感覚なのです。

助手席が随分遠い印象を受けお金持ちになった気にさえ感じる「エスカレード」

 乗り込んでみると、視界は一気に広くなります。着座点が高いから、周囲を見下ろすような気持ちになります。左右の幅もたっぷりとしているので、中央に分厚いコンソールが配置され、助手席の方がずいぶんと遠くに座っている印象なのです。なんだが自分がお金持ちになり、筋肉がマッチョになったかのような錯覚に陥ります。これぞエスカレードに乗ることの喜びですね。

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