三菱「パジェロS」に注目! 3列7人乗り&ジムニー超えの地上高を確保! 本格派SUVタイモデルとは?
三菱のタイ法人がラインナップする「パジェロスポーツ」について解説します。
利便性と走行性の両立
2026年3月25日から4月5日にかけて開催された第47回バンコク インターナショナル モーターショー2026では、日本国内には導入されていないモデルも多数展示されていました。
三菱自動車タイ法人のブースで公開された本格SUVの「パジェロスポーツ(Pajero Sport)」もまさにその代表格といえるでしょう。
このパジェロスポーツのルーツは1996年にまで遡ります。2代目「パジェロ」のラダーフレームをベースにしたミッドサイズSUVとして登場し、日本では1996年から2001年にかけて「チャレンジャー」という名称で販売されていました。
その後は海外市場専用のモデルとなり、現行型となる第3世代は2015年にタイでデビューしました。パジェロから継承した高いオフロード性能や信頼性、耐久性を特徴とする三菱の本格的なSUVとして、現在ではおよそ90カ国で販売されています。
なお、欧州では「ショーグンスポーツ」、フィリピンでは「モンテロスポーツ」という名前でも知られています。
2024年3月にタイで発売された最新のマイナーチェンジ版では、パワートレインが刷新されました。
新型「トライトン」と共通の「ハイパーパワー」2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン(型式:4N16)を新たに搭載し、最高出力は184PS、最大トルクは430N・mを誇ります。このエンジンの刷新により、最高出力が向上しています。
トランスミッションには6速ATが組み合わされ、駆動方式は2WDまたはスーパーセレクト4WD-IIを選ぶことができます。

ボディは3列シート7人乗りの5ドアSUVで、その寸法は全長4840mm×全幅1815mm×全高1835mm、ホイールベースは2800mmというタフなプロポーションです。最低地上高は219mmを確保しており、これはスズキ「ジムニー」よりも高く、優れた悪路走破性を示しています。
舗装路での走行を主眼に置いたSUVが主流となる現代において、本格的なクロスカントリー性能を維持しているモデルの一つです。ラダーフレーム構造を採用しつつ、フロントサスペンションにはダブルウィッシュボーン式を採用することで、高い悪路走破性と快適な乗り心地を両立させています。
デザイン面では、三菱のデザインアイデンティティである「ダイナミックシールド」フロントフェイスが採用されています。六角形のフロントグリルや新デザインの18インチアルミホイールが力強い印象を演出し、上位グレードではホイールがグロスブラック仕上げとなります。
内装はブラックとバーガンディのツートーンカラーでまとめられ、8インチのデジタルメーターと、Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応した8インチのインフォテインメントシステムが備わっています。
さらに上位グレードには、リアの12.1インチルーフモニターやハンズフリーパワーテールゲートなどが標準で装備されます。
安全機能としては「ダイヤモンドセンス」が全グレードに標準装備されています。これにはFCM(前方衝突軽減システム)、ACC(全車速追従型クルーズコントロール)、BSW(ブラインドスポットウォーニング)、RCTA(後方交差交通警報)、MAM(多周辺カメラ)などが含まれます。
また、オフロードモードはグラベル、マッド/スノー、サンド、ロックの4種類が設定されています。
タイでの現地価格は、113万9000バーツから168万9000バーツで、日本円で約550万円から約816万円(2026年7月中旬のレート)に相当します。
日本国内おいては、2026年秋に新型クロスカントリーSUV「パジェロ」が正式発表される予定ですが、どのように進化して登場するのか注目したいところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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