1年ぶり復活! トヨタ新型「ランドクルーザー“70”」登場! 200馬力超え「直4」搭載&MT設定あり! 人気すぎるカクカクSUV豪州モデルとは
トヨタのオーストラリア法人は2026年7月6日、本格SUV「ランドクルーザー70」シリーズのGXLワゴン(AT車)の注文受付を約1年ぶりに再開したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
1年ぶり復活!
トヨタのオーストラリア法人は2026年7月6日、本格SUV「ランドクルーザー70」シリーズのGXLワゴン(AT車)の注文受付を約1年ぶりに再開したと発表しました。
ランドクルーザー(以下ランクル)は、1951年に登場した通称トヨタ・ジープ(BJ型)をルーツとする本格SUVです。競合車の多くがモノコックボディを採用するなか、堅牢なラダーフレーム構造を受け継ぎ、頑丈でタフなキャラクターをいまに伝えています。
系列は大別して4タイプ(70、250、300、FJ)あり、なかでもヘビーデューティ系にあたる70です。1984年に登場。オーストラリアでは1985年に発売されました。基本設計は当時から変わっていませんが、農家や鉱山労働者、オフロード愛好家らから根強い人気があります。
オーストラリアでは複数のボディタイプが展開されています。日本でもラインナップされている5ドア5人乗りのワゴン(76)のほか、 2ドア2人乗りで積載性を重視かつ燃料タンクを50リッター拡大したトゥループキャリア(78)、屋根のない荷台を備えるピックアップトラック(79)、さらに79には2ドア2人乗りと4ドア5人乗りがあります。
ボディサイズは76の場合で全長4910mm×全幅1870mm×全高1940mm、ホイールべース2730mmです。
パワートレインは2.8リッター直列4気筒ターボディーゼルエンジンに5速MTまたは6速ATを組み合わせます。最高出力は150kW(約203馬力)、最大トルクはAT車が500Nm、MT車が450Nmを発生します。4WDシステムはパートタイム式です。

装備の違いによるグレードは3タイプ。廉価仕様の「WorkMate」、標準仕様の「GX」、上級仕様の「GXL」です。
76のGXL(AT車)をめぐっては、限られた生産台数と需要の高さを背景に、2025年7月から注文受付が一時停止されていました。今回、それが約1年を経て再開されたかたちです。
今回の受注再開にあわせ、容量20リットルのAdBlue(アドブルー)システムが追加されたのもトピックです。アドブルーは、ディーゼル車の排気ガスに含まれる窒素酸化物を低減するための尿素水溶液です。
アドブルーシステムの追加により70シリーズのディーゼル車は、欧州の排出ガス規制である「ユーロ6(Euro VI)」に適合しました。
長い歴史を持つランクル70は、クラシックな成り立ちを色濃く残しながらも、最新の環境規制に対応することで、オーストラリア市場の根強い需要に応えていくことになります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。



























