「どん兵衛」味の境界も気になる!? 「香芝SA」あさりそばセットで上がる旅気分! 魅惑の高速道路グルメ
西名阪自動車道「香芝SA」(下り)で食した「あさりそばセット」は、関西風の淡いつゆに、あさりの旨味が重なる優しい味わいが印象的です。売店で見つけた「どん兵衛」の東西味比べも、旅気分をさらに深めてくれました。
あさりが13個も入ってる!!
西名阪自動車道をバイクで移動(ツーリング)中に、食事休憩にしようと立ち寄ったのが、奈良県香芝(かしば)市にある「香芝SA」(下り)です。
さっそくフードコートでメニューを物色し、「あさりそばセット」(1050円)をチョイスしました(うどんもあります)。
あさりを使ったそばは珍しいかな? と思い調べてみると、どうやら季節メニューのようで、香芝や奈良の名物というより、春らしい食材としてあさりを推しているようです。
さっそく、つゆをひと口いただきます。関東の濃い醤油色とは違い、見た目も味わいも完全に関西風です(当たり前ですが)。あっさりとしていて出汁の風味を静かに楽しませてくれるタイプです。
この味に出会うと、「ああ、関西に来たなぁ」と感じます。高速道路のSAで土地が変わったことを味で実感できるのは、ツーリングの大きな楽しみのひとつです。
すっと体に染み渡るようなつゆは、あさりの旨味がもじんわり加わり、ただのかけそばではない満足感があります。

そして驚いたのは、あさりの量です。数えてみると13個も入っていました。しかも、ひとつひとつが割と大きく、食べ応えもあります。
そばをすすり、あさりをつまみ、またつゆを飲む。この繰り返しが心地よく、魚介の旨みを最後まで楽しみながら、すっかり完飲していました。
セットのご飯にはそぼろ肉が少々添えられ、あっさりしたそばに対して、甘辛い味で食事としての満足感がぐっと上がります。さらに少量の沢庵もあり、食感と塩気が良いアクセントになりました。
これらの組み合わせは全然派手ではありませんが、朝や移動中の食事としてはちょうどいいまとまり具合でした。

あさりは低脂質で、たんぱく質や鉄分、ビタミンB12などを含む食材として知られています。疲れが蓄積しやすい長距離移動中に、重すぎない魚介系メニューを選べるのはありがたいところです。
食後に売店をのぞくと、「どん兵衛」の西日本味版が販売されていました。さらに、東西の味の違いを紹介するパネルもあり、これがなかなか興味深い内容でした。
日清食品の公式情報では、「どん兵衛」は歴史的な東西の嗜好の違いを踏まえて地域別に味を分けており、西の販売エリアは富山県や石川県、福井県、滋賀県、奈良県、和歌山県よりも西側。東の販売エリアは新潟県や長野県、岐阜県、愛知県、三重県より東側とされています。
奈良県は西の味なのに、隣接する三重県は東の味。滋賀県は西で、岐阜県は東。富山県は西で、新潟県は東……。
カップ麺の話ではありますが、隣り合う県で味が変わるというのは、旅をしていると妙に面白く感じます。これが実際にどこまで当てはまるのか、次に走る時の楽しみがひとつ増えました。
西名阪自動車道をバイクで走りながら、味で関西を実感する。そんな高速道路グルメらしい楽しさを感じられるメニューでした。
Writer: くるまのニュース編集部
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