新車244万円! トヨタ「“新型”カローラツーリング」に注目! 全長4.5m級の「ちょうどいいサイズ」&特別な「アクティブ仕様」もアリ! 最新モデルの特徴とは
SUVやミニバンが高い人気を博している一方で、1990年代に一世を風靡したステーションワゴンは、今では少数派の存在となっています。
根強い人気のステーションワゴン
SUVやミニバンが高い人気を博している一方で、1990年代に一世を風靡したステーションワゴンは、今では少数派の存在となっています。
しかし、ステーションワゴン市場が縮小する中でも、トヨタの「カローラツーリング」は現在も多くのユーザーから根強い支持を集めています。
このクルマは、1966年11月に誕生したトヨタのベーシック乗用車シリーズ「カローラ」の系譜に連なります。
初代カローラは「地球人の幸福と福祉のため」を掲げ、「良品廉価」「変化」「プラスアルファ」の3つをキーワードに開発されました。
当時エントリーモデルであった「パブリカ」と上級の「コロナ」の中間に位置し、頑張れば手が届く価格帯でありながら、ほどよい高級感と実用性を両立。高嶺の花であったマイカーの普及を促し、日本のクルマ社会の発展に貢献しました。
その後もカローラは、実用性や高い信頼性、経済性を守りつつ、時代や人々のニーズに合わせて進化を重ねてきました。

海外への輸出や現地生産も積極的に行い、トヨタブランドの浸透と日本製乗用車の信頼獲得に大きく寄与し、グローバルスタンダードカーとしての地位を不動のものとしました。
現在では世界150以上の国と地域で販売され、2026年3月までには累計販売台数が5700万台(トヨタ教習車を除く)を超えており、今なおその記録を更新し続けています。
ステーションワゴンとしてのカローラの歴史は、1967年5月に追加された「2ドアバン」タイプから始まります。1982年には乗用ワゴンの「カローラワゴン」が誕生し、その名は後に「カローラフィールダー」へと受け継がれました。
現行モデルのカローラツーリングは、2018年に登場した12代目カローラシリーズの一員として、2019年9月に発売されました。
カローラフィールダーからデザインを一新し、12代目共通の若々しくスタイリッシュな外観が特徴です。
TNGAプラットフォームの採用により基本性能が大幅に引き上げられ、先進機能「トヨタセーフティセンス」も熟成されるなど、大きな進化を果たしています。
ボディサイズは全長4495mm×全幅1745mm×全高1460mm、ホイールベースは2640mmです。従来のシリーズとは異なり3ナンバー登録となりますが、日本の道路事情を考慮した専用のナローボディを採用することで、極端なサイズアップは避けられています。
発売以来、複数回の改良が実施されており、2022年にはパワートレインが最新世代へと刷新されました。現在販売されているモデルは2026年5月に一部改良が行われたもので、ラインナップは全車1.8リッターハイブリッドモデルに統一されています。
グレードはベーシックな「X」、中級の「G」、スタイリッシュな最上級モデル「W×B」に加え、専用内外装とスポーティな足回りを持つ特別仕様車「ACTIVE SPORT」が設定されています。
最新モデルの最大の注目点は、特別仕様車「ACTIVE SPORT」が60周年記念仕様へとアップデートされたことです。カローラシリーズが2026年10月20日に迎える誕生60周年に向けて、内外装にはこの節目を記念する特別な装備が採用されました。
エクステリアでは、フロントフェンダーの左右に60周年記念のロゴステッカーが配置されます。
インテリアでは、インストルメントパネルにレーザー加工で60周年記念ロゴを施した合成皮革巻きが用いられ、特別な一台であることを演出しています。
足回りには、ブラック塗装仕上げでセンターオーナメントを備えた17インチアルミホイールが装着されます。さらに2WD車には専用チューニングが施されたサスペンションが与えられ、走りの楽しさも追求しています。
カローラツーリングの特別仕様車には、ニュートラルブラックの専用デザインフロントバンパーとロッカーモールが備わるほか、室内にはブラックとダークグレーを組み合わせたフロントスポーツシートが採用されています。
加えて、専用のボディカラーとして「ニュートラルブラック×アッシュ」も特別に設定され、アクティブな印象を与えるアウトドアテイストの内外装に仕立てられました。
一方、他のグレードではボディカラーのラインナップに、新たに「ニュートラルブラック」と「エモーショナルレッドII」の2色が加わりました。
さらに、エントリーグレードであるXグレードにおいて、スマートエントリーとナビレディパッケージが標準装備となり、日常での利便性が一層高められています。
改良が施された新しいカローラツーリングの価格(消費税込、以下同)は244万7500円(X・2WD)から339万3500円(W×B・E-Four)となります。
また、特別仕様車のACTIVE SPORTは2WD(FF)が328万2400円、E-Four(4WD)が349万6900円となっています。
ステーションワゴン特有のスタイリッシュなデザインと広大なラゲッジルーム、充実した最新の予防安全装備を備えながら、燃費性能と維持のしやすさも両立しています。安全装備の標準化や電動化により新車の価格が上昇する中で、244万円台からというスタート価格は大きな魅力と言えるでしょう。
装備が充実した中級グレード「G 2WD」(281万2700円)でも300万円を切るという、優れたコストパフォーマンスを実現した価格設定には、初代カローラから受け継がれる「良品廉価」のDNAが確かに息づいています。
2025年10月に開催される「ジャパンモビリティショー2025」では、次期カローラを示唆するコンセプトカーが公開されていますが、そのボディタイプはセダンであり、ステーションワゴンの登場はまだ先になりそうです。
そのため、現行のカローラツーリングは今後もしばらくラインナップが続くと見られ、ステーションワゴンの定番モデルとして支持され続けるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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