人気のコンパクトミニバン トヨタ「シエンタ」 vs ホンダ「フリード」気になる違いはどこに?

2018年9月にトヨタ「シエンタ」がマイナーチェンジを受けました。このタイミングでシエンタに「2列シート仕様」が追加となりました。ホンダ「フリード」との差がなくなった現状では、両車にどのような違いがあるのでしょうか。

2列仕様追加で「シエンタ」と「フリード」の差別化はあるか?

 家族や友達など大人数ででかけたい、でもあまり大きいクルマは運転が苦手。というようなニーズに応えるべく登場しているのが、トヨタ「シエンタ」とホンダ「フリード」です。

比較対象になることが多いトヨタ「シエンタ」とホンダ「フリード」

 現行モデルのトヨタ「シエンタ」は、2015年に2代目へフルモデルチェンジしデビュー。“ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン”というコンセプトで開発されました。デビュー当初は、3列シート仕様のみの展開となり、パワートレインはガソリン車とハイブリッド車(ともに1.5リッターエンジン搭載)というラインナップでした。

 2018年9月には、マイナーチェンジを受け、シエンタ初の2列シート仕様を追加するとともに、ボディサイズの変更、安全装備向上、ハイブリッド車の燃費向上などの改良が施され、カタログ燃費値(JC08モード)は、15.4km/Lから28.8km/Lとなっています。

 ボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm(3列4WD仕様)です。仕様展開は、「3列シート」にガソリン車(2WD/4WD)、ハイブリッド車(2WD)、「2列シート」にガソリン車(2WD)、ハイブリッド車(2WD)という基本ラインナップに加え、細かな装備ごとにグレードが設定されています。

 一方、現行モデルのホンダ「フリード」は、2016年に2代目へフルモデルチェンジしてデビュー。“ちょうどいいを、もっと、みんなへ”をコンセプトに展開しています。

 当初から3列シート車「フリード」と2列シート車「フリード+(プラス)」の2タイプで、パワートレインはガソリン車とハイブリッド車(ともに1.5リッターエンジン搭載)という、トヨタ「シエンタ」と同じラインナップです。カタログ燃費値(JC08モード)は、17.6km/Lから27.2km/Lとなっています。

 ボディサイズは、全長4265mm×全幅1695mm×全高1735mm(3列4WD仕様)です。仕様展開は、3列シート車「フリード」にガソリン車(2WD/4WD)、ハイブリッド車(2WD/4WD)。2列シート車「フリード+」にガソリン車(2WD/4WD)、ハイブリッド車(2WD/4WD)と全仕様で共通のエンジンや駆動方式を選ぶことができます。さらに装備によってグレードが異なります。

「シエンタ」 vs 「フリード」の違いを画像でチェック

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