いきなり愛車が「ボコボコ」に! 何があった…!? “機械駐車場”で多発するトラブルに「軽ワゴンが潰されてた…悲惨!」「損害賠償が怖すぎ」の声も! “うっかり入庫”で「最悪の事態」どう防ぐ?

近年インターネット上やSNSにおいて、「機械式立体駐車場」で発生する「車両の破損トラブル」が幾度となく注目を集めています。一体なぜ、このようなトラブルが発生するのでしょうか。

実際に「機械式駐車場」で事故になって…

 事故の当事者となってしまったドライバーの投稿を見ると、「制限数値より1~2cm高いだけだからセンサーは反応しないだろうと駐車したら、機械が動いた後に異音が響き渡って血の気が引いた」「車検証の全高はクリアしていたのに、ルーフボックスの存在をうっかり忘れて入庫しちゃってさ…」など、確認不足や状況判断の甘さが事故に直結している様子が浮き彫りになっています。

 ここで注意しなければならないのは、車検証に記載されている「全高」という数値の性質です。

 車検証の寸法はあくまで車両が標準的な状態にある時のものであり、実際の使用環境における「変動要素」は含まれていません。

 例えば、可倒式のアンテナや後付けのルーフキャリアなどの突起物は、全高の数値に反映されていない場合があります。

 さらに盲点となりやすいのが、重量の変化によるサスペンション伸縮を要因とする車高の変化です。

実際に「機械式駐車場」で発生した事故例(画像:読者提供)
実際に「機械式駐車場」で発生した事故例(画像:読者提供)

 入庫時のセンサーチェックをギリギリで通過できたとしても、クルマから乗員が降りたり重い荷物を降ろしことで車両の総重量が軽くなり、サスペンションのバネが伸びて車高が数cm程度上昇することがあります。

 車高が上がった状態でパレットが格納スペースへ移動し始めると、その数cmの差が原因で天井の梁などに接触してしまうリスクが高まります。

 そして、万が一このような接触事故を起こしてしまった場合、被る損害の大きさも経済的に大きなダメージとなります。

 まず自身のクルマの修理費用において、ルーフ部分の損傷は板金修理が大掛かりになることが多く、さらにフレーム部分まで歪みが及んでいる場合は「全損」扱いになることもあります。

 それに加えて、機械式駐車場自体の設備を破損させてしまった場合は、その修理費用もドライバー側の過失として請求されるのが通例です。

 さらに、設備の修理が完了するまでの期間、他の利用者がクルマを出庫できなくなったことに対する代替交通手段の補償など、二次的な損害賠償にまで発展する可能性があり、その総額は数百万円規模に膨れ上がることも考えられます。

 では、このような重大なトラブルを未然に防ぐためには、一体どのような対策が有効なのでしょうか。

【写真】「うわぁぁ…」これが実際に「機械駐車場」で起きた事故です!(27枚)

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