18年ぶり復活! 日産「“新型”プリメーラ」登場! 270馬力超えの「パワフルな」流麗セダン!? 激変した「4代目」比国モデルとは

日産は2026年6月4日、フィリピンで開催された国際モーターショーに出展し、新型セダン「プリメーラ EV」を公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

18年ぶり復活!

 日産は2026年6月4日、フィリピンで開催された国際モーターショーに出展し、新型セダン「プリメーラ EV」を公開しました。

 初代プリメーラは1990年にデビューしたコンパクトセダンです。正統派セダンにふさわしいパッケージと端正なデザイン、量産FF車として世界初のマルチリンク式サスペンションを搭載し、欧州車にも引けを取らない優れた操縦安定性と上質な乗り味で人気を博しました。

 当時の生産拠点は日本と英国。2008年に3代目をもって歴史に幕をおろしましたが、今回フィリピンで、その名が復活。往年の正統派セダンは、電動化時代に合わせてBEV(バッテリー電気自動車)として18年ぶりに生まれ変わりました。

 詳細は公表されていませんが、展示された実車を見る限り、中国の東風日産が開発したBEV(バッテリー電気自動車)セダン「N7」であることが伺えます。

 N7は、中国の中流階級ファミリーをターゲットに開発されたミディアムセダンです。ボディサイズは全長4930mm×全幅1895mm×全高1487mm、ホイールベース2915mm。窓枠のない、いわゆるハードトップスタイルとなっており、Cd値(空気抵抗係数)は0.208と驚異的な空力性能を実現しています。

 エクステリアは、日産ブランドの象徴であるVモーションデザインをフロントに溶け込ませるように配置するとともに、サイドに黄金比(0.618)を取り入れることで、ミニマリズムの美学を表現しています。

 インテリアは、リビングルームに着想を得ており、すっきりとしたモダンな雰囲気でまとめられています。15.6インチの特大センターディスプレイや大型ガラスルーフでリビングのような室内空間を演出するとともに、AI技術を活用した音声アシスタント機能や先進運転支援システムにより、快適で安全な移動体験を提供します。

 前輪軸付近に搭載されるモーターの最高出力は160kW(217馬力)または200kW(271馬力)。バッテリー容量は58kWhまたは73kWhの2種類が設定され、一充電走行距離は最長635km(現地の試験モード)となっています。

復活のプリメーラ!
復活のプリメーラ!

 同日、ショーではプリメーラEVのほか、新型ピックアップトラック「ナバラ プロPHEV」、新型SUV「キックスe-POWER」「エクストレイル e-POWER」が公開されました。

 同社の幹部は「今回の発表は中国からグローバルへの輸出戦略の始まりを示すものです」と説明しており、中国で開発・生産した電動車を世界市場へ展開する方針を鮮明にしています。

 かつて日産を代表するセダンとして親しまれたプリメーラ。その名を冠した新型BEVが、今後どの市場で販売されるのか注目が集まります。

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