新型「“超高級”4ドアセダン」発表! 4リッターV8エンジン搭載で「680馬力」! 斬新“丸目”ヘッドライト採用のベントレー新たな「フライングスパー」受注開始
ベントレーモーターズ ジャパンは2026年6月3日、新型「フライングスパー」を発表するとともに、同日より受注を開始しました。ベントレーのセダンとして1962年以来初となるシングルヘッドライトを採用したほか、680馬力を発揮する高性能モデル「S」も復活しています。いったいどのようなモデルなのでしょうか。
680馬力の「S」モデルが復活!
ベントレーモーターズ ジャパンは2026年6月3日、新型「フライングスパー」を発表し、同日より受注を開始しました。
手作業による究極のラグジュアリーと、スーパーカー並みの性能を兼ね備えた一台として、4ドアセダンのベンチマークであり続けることを掲げています。
今回の大幅改良では、性能を重視した「S」が復活したことに加え、エクステリアが刷新されました。注目は、ベントレーのセダンとして1962年以来初めて採用された“シングルフロントヘッドライト”です。
フライングスパーは、ベントレーのラインナップで4ドアサルーンを担うモデルです。今回の改良で、フロントのデザインDNAは第4世代の「コンチネンタルGT」ファミリーと足並みをそろえました。
パワートレインは、ベントレーがクラスをリードすると説明するパフォーマンスV8ハイブリッドを軸としています。
具体的には、ラジエーターグリルがフロントバンパー内に統合され、シングルヘッドライトはモデルごとに2種類を用意。これまでのウイングベント(前輪上部の通気口)は廃され、滑らかでクリーンなフロントウイングへと変わりました。
リアは新設計のブートリッド(トランクリッド)が流れるような面構成とクリーンなラインを描き、新たなリアランプとボディ同色のナンバープレート周りが組み合わされています。外装の変更点として、新たな22インチホイールフィニッシュも「Azure」とSの両モデルにオプション設定されます。
最新のフライングスパーSは歴代でもっともパワフルで、4リッターV型8気筒ツインターボを核とするハイパフォーマンスハイブリッドにより、最高出力680馬力・最大トルク930Nmを発揮します。

これは従来世代のフライングスパー Sより130馬力高く、過去のフライングスパー Sモデルと比べても約20%高い出力です。
Sは0−100km/h加速を3.7秒でこなし、最高速度は308km/hに達します。さらにSとして初めて電子制御リミテッドスリップデフ(eLSD)を備えました。
このパフォーマンスアクティブシャシは、アクティブAWD、ツインバルブダンパー、前後および左右方向のトルクベクタリング、48ボルトのアクティブスタビライザー「ベントレー ダイナミックライド」、新世代のESC制御ソフトウェアを統合したものです。ベントレーがもっとも先進的でドライバー志向と位置づけるAWDシャシーです。
Sのスポーティな性格は、ひと目で伝わります。「ブラックライン仕様」により、ダークなフロントロアバンパーやグロスブラックのマトリクスグリル、ブラックのウイングエンブレムや“BENTLEY”ロゴを採用。
さらにベルーガブラックのミラーキャップとシルエクステンション、ダークティントのフルLEDマトリクスヘッドランプ、ダークティントのテールランプ、スポーツエキゾースト用テールパイプフィニッシャーも備えます。
インテリアでは、Sの復活にともない選べるシートスタイルが5種類に拡大しました。各シートスタイルには12時間の手作業を要し、フルーテッド(溝入り)または高度なキルティングのインサートを用います。
また、マリナーの「ヴィルトゥオーゾ コレクション」がフライングスパーにも設定されました。「ナイム フォー マリナー」オーディオを核に、上質な素材や専用刺繍、シャンパンゴールドの加飾を組み合わせた特別仕様です。テーマは「Soprano」「Tenor」「Bass」の3種類で、明るく穏やかな内装から、よりダークでドラマチックな内装まで用意されます。
このシステムは、もともとコーチビルトモデル「バトゥール」向けに開発されたもので、同モデルでは税別2万5000ポンド(約532万円 ※2026年6月上旬時点)のオプションとして用意されていました。
この「Naim for Mulliner」オーディオは21基のスピーカーを使い、ミッドレンジとツイーターにはフォーカルの最上位「Grand Utopia」由来の特許「M」コーンを採用しています。Mコーンは剛性、軽さ、制振性を兼ね備え、低歪みで優れた音の広がりを実現すると説明されています。
新色「ダークティール」も加わりました。緑がかった中間色のメタリックブルーで、自然から着想を得た現代的かつ洗練された色合いと説明されています。シャンパンゴールドの加飾は、ウイングバッジやエキゾーストフィニッシャー、コレクションバッジ、キーにまで及びます。
新型フライングスパーは2026年6月3日より受注を開始しています。生産はベントレーの本拠地である英国クルー工場で2026年9月から開始される予定で、市場への導入は2026年第4四半期初頭を予定しています。なお、ボディサイズと価格は現時点で明らかにされていません。
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最新世代のフライングスパーは、シングルヘッドライトによる新たな表情と、680馬力を発揮する「S」の復活が大きな見どころです。
デザイン、走行性能、手作業の内装、音響体験まで磨き直された4ドアサルーンとして、ベントレーらしいラグジュアリーと性能をさらに押し出した一台といえるでしょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。































