「“ほぼ”N-BOX」サイズの新型「軽ワゴン」間もなく登場! 日本専用設計&両側スライドドア付きで快適! BYD「ラッコ」販売店への反響を聞いてみた!
2026年2月16日、BYDオートジャパンは、同年夏頃の発売を予定している軽自動車の電気自動車(BEV)「BYD RACCO(BYD ラッコ)」の公式専用サイトを公開しました。その後、ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のBYDディーラーに問い合わせてみました。
日本の暮らしに寄り添った軽EV。BYD「ラッコ」が市場受けするとしたら……あとは価格次第か
2026年2月16日、BYDオートジャパンは、同年夏頃の発売を予定している軽自動車の電気自動車(BEV)「BYD RACCO(以下、ラッコ)」の公式専用サイトを公開しました。
その後、ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のBYDディーラーに問い合わせてみました。
日本の軽自動車の王者といえばホンダ「N-BOX」です。
2026年5月には、2011年12月に初代N-BOXを発売して以来、14年4か月(172か月目)で累計販売台数300万台を突破(2026年4月末時点)するなど、ホンダを代表するモデルにまで成長しました。
住んでいる地域を問わず、外出先で「N-BOX」を見ない日はないといっていいのではないでしょうか。
この絶対的王者が君臨するカテゴリーに、近々、1台の軽EV、しかも輸入車が挑みます。
それが、BYDが開発した軽EVの「ラッコ」です。
ラッコの注目すべき点としては、日本の軽自動車規格に合わせた専用設計であることが挙げられます。
ラッコの開発に際して着目したのが、日本人ユーザーにとって「背が高いこと」「両側電動スライドドアが装備されていること」を考慮したスーパーハイト系ワゴンのパッケージの重要性。
先述したホンダ「N-BOX」もこの条件にあてはまります。

ラッコのデザインには、BYDのデザイン哲学「オーシャンエステティック(海洋美学)」が採用されています。
これは、海の静けさと力強さ、水面に映る光のゆらぎや海平線の広がりをモチーフにしています。
また、内装についても、この哲学を受け継いでいます。
ラッコのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1800mm。最大のライバルと目されるホンダ「N-BOX」のボディサイズ(全長3395mm×全幅1475mm×全高1790mm)とほぼ同じであることが分かります。
ちなみに、日産の軽EV「サクラ」のボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mmです。
ラッコの駆動方式は2WD(FF)であり、搭載するバッテリー容量は、スタンダード仕様が約20kWh、ロングレンジ仕様は約30kWhです。
BYD独自の「ブレードバッテリー」を採用している点も大きな注目ポイントです。
薄く長い形状を持つこのバッテリーは、安全性と空間効率の高さに定評があり、BYDのEV戦略を支える中核技術となっています。
航続距離についても、スタンダード仕様が200km超、ロングレンジ仕様では300km超を目標としており、通勤・通学などの近距離はもちろん、多少の遠方であってもカバーできる電気自動車(BEV)軽自動車だといえます。
まさに「いつでも、どこでも、誰もが気軽に、快適に、環境にも優しく使える、電気で動く軽自動車」なのです。
「ジャパンモビリティショー2025」の会場や展示会などで実車を見た人であれば、海外メーカーが作り上げた電気自動車(BEV)だとは気がつかないほど、自然に日本の風景にマッチした軽自動車であることに驚いたはずです。
ラッコの反響について、5月下旬に首都圏のBYDディーラーに問い合わせてみました。
「『発売日が決まったら教えて欲しい』『価格が知りたい』といった、ラッコに対して強い関心をお持ちのお客様からのお問い合わせをいただきます。
ある程度、ご自身で調べた上でどこにも出ていない情報を知るために販売店にご連絡いただいている印象を受けます。
実車をご覧になりたい場合、毎週末ごとに全国のショッピングモールを中心に展示イベントを行っておりますので、ぜひ実車をご覧になってみてください」。
他のBYDディーラーにも問い合わせてみました。
「日産サクラとラッコを比較しながらご検討いただいているというお客様が多い印象を受けます。
ラッコには、軽EV+電動スライドドアという点に魅力を感じていただいているとのことです。
あとは価格次第、というお客様が多いですね。
ホンダの『スーパーワン』がデビューしたことで、軽や小型車のEVに対する注目度が高まってきているのを実感します。
ラッコは日本の道路事情にマッチした軽EVとして開発されたモデルなので、比較検討の1台に加えていただきたいです」。
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輸入車、それもまだまだ馴染みが薄い中国製のEVということで、実車を見るまでは……というユーザーがいるかもしれません。
しかし、ブランドイメージを捨てて機械としてみたとき、「思いのほかよくできている」ことに気づくはずです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。


















