トヨタ最新「“両側スライドドア”バン」に注目! 全長4.4m&全長4.7mの“ちょうどいい2つの異なるボディ”&「広い荷室空間」を採用! 快適性&利便性にも配慮された「プロエースシティバン」スペイン仕様って?
トヨタの欧州商用車部門「トヨタ・プロフェッショナル」はスペインで小型商用バン「プロエースシティバン」の2026年モデルを正式発表しました。新たに追加された「GX Plus」トリムをはじめ、快適性や安全装備を大幅に向上。幅広いニーズに応える進化を遂げています。
都市部で扱いやすいボディと高い積載性能
2026年に入り、自動車業界では電動化や安全性能強化の流れがさらに加速しています。その動きは一般乗用車だけでなく商用バン市場にも広がっています。
配送業やサービス業の現場では、単に荷物を運べるだけでなく、運転のしやすさや快適装備、さらには環境性能まで求められる時代になりました。
そうした時流のなかで進化し続けているのが、トヨタが欧州で展開する「プロエースシティバン」の最新モデルです。
直近では、2025年11にトヨタ・スペイン法人が2026年モデルを発表し、新グレードの追加をはじめ、日常業務を支える装備が数多く見直され、実用車としての完成度がさらに高められています。

トヨタの商用車ブランド「トヨタ・プロフェッショナル」が扱うプロエースシリーズは、欧州のビジネスユーザーから高い支持を得ているラインアップです。
その中でもプロエースシティバンは、比較的コンパクトなボディを採用したモデルとして知られています。
2019年の登場以来、都市部でも扱いやすいサイズ感と高い積載能力を両立している点が評価され、多くの企業や個人事業主に選ばれてきました。
ボディタイプはショートホイールベース仕様のL1と、より積載力を重視したロングホイールベース仕様のL2を設定しています。
L1は全長4403mm、L2は4753mmというサイズで、日本の都市部感覚で見ても比較的扱いやすい寸法です。
それでいて荷室容量はL1で最大2126リットル、L2では最大2693リットルを確保しており、配送用としてはもちろん、工具や機材を積み込む用途にも十分対応できます。
長尺物も積みやすい構造となっているため、建築関連や設備関係の業種にも適した設計です。
デザイン面では、従来の商用バンらしい無骨な印象だけではなく、乗用車に近いスタイリッシュさも意識されています。
フロントマスクにはトヨタ最新デザインの要素が取り入れられ、洗練された雰囲気を演出。
ボンネットを備えた2BOXスタイルによって、一般的なワンボックス型商用車とは異なるモダンな印象を与えています。
また、使い勝手への配慮も徹底されています。両側スライドドアを採用しているため、狭い道路や駐車スペースでも荷物の積み下ろしがしやすく、頻繁な乗降を伴う業務でもストレスを軽減できます。
都市型配送のように短時間で何度も停車する場面では、この利便性が大きな武器になります。
最新の2026年モデルで最も大きなポイントが、新グレード「GX Plus」の追加です。既存のGXとVXの中間に位置づけられる仕様で、価格と装備のバランスを重視するユーザー向けに開発されました。
装備面では、10インチの大型タッチスクリーン式インフォテインメントシステムを採用した点も注目です。
Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しており、スマートフォンと連携することでナビや通話、音楽再生をスムーズに操作できます。
仕事中の移動時間が長いユーザーにとって、こうしたデジタル機能の充実は日々の快適性に直結します。
さらに上級仕様のVXでは、リアビューカメラが標準装備となりました。欧州の狭い路地や混雑した市街地では後退時の安全確認が重要視されるため、この装備追加は実用面で大きな意味を持っています。
安全技術も強化されており、兄弟車であるプロエースバンにはカメラを用いた疲労検知システムを搭載。
ドライバーの状態を監視し、疲労の兆候を感知すると警告を表示する仕組みです。長距離移動が多い業務では事故防止への貢献が期待されています。
一方、プロエースシティバンには「スマートカーゴシステム」が採用されています。2座席または3座席仕様を選択でき、助手席を倒せば長尺物を効率良く収納可能です。
仕事の内容に応じて柔軟に車内レイアウトを変更できる点は、商用車として大きな魅力でしょう。
パワートレインはディーゼルエンジンに加え、EV仕様の「プロエースシティ・エレクトリック」も用意されています。
電動モデルは静粛性に優れているほか、ゼロエミッション性能によって都市部の環境規制にも対応。さらに、エンジン車に比べてメンテナンスコストを抑えやすい点も注目されています。
なお、プロエース シティのスペイン市場における価格は2万2555ユーロ(約418万円、2026年5月末時点)からとされており、装備内容を考えると競争力の高い設定といえそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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