約250万円! “RAV4サイズ”のトヨタ「プラチナ3X」登場! 220馬力超えの「高性能モデル」もある「高コスパSUV」中国モデルとは
トヨタと中国広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は2026年4月24日、北京国際モーターショーに出展し、現地生産のフル電動SUV「プラチナ3X」を展示しました。どのようなモデルなのでしょうか。
RAV4サイズで約250万円!
トヨタと中国広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は2026年4月24日、北京国際モーターショー(会期:4月24日〜5月3日)に出展し、現地生産のフル電動SUV「プラチナ3X」を展示しました。
プラチナ3Xは、中国のファミリーニーズに合わせて開発されたSUVタイプのBEV(バッテリー電気自動車)です。居心地の良い家を意味する「COZY HOME」をコンセプトに掲げ、広くてモダンな室内空間と使い勝手の良さを追求しました。
中国市場ではBYDなど地元メーカーが圧倒的な強さを見せており、外資系BEVは苦戦が続いています。そうした状況下でもプラチナ3Xは月間販売1万台規模を維持しており、7カ月連続で「中国の合弁ブランドBEV販売台数首位」となっています。
好調の要因のひとつが価格設定です。「10万元台」という戦略的な価格帯を打ち出し、中間層のファミリーユーザーを取り込んでいます。
単に手ごろ感があるだけでなく、中国の自動運転技術企業であるMomenta(モメンタ)による先進運転支援システムや、中国市場向けに最適化されたコネクテッド機能などが盛り込まれており、コストパフォーマンスの点でも高い評価を得ているようです。
ボディサイズは全長4600mm×全幅1850mm×全高1660mmと、国内で販売されているクルマでいえばトヨタ「RAV4」ほどのサイズ感、ホイールベース2765mm。バッテリー容量は50kWhと68kWhの2種類を設定しています。
モーターはフロントに搭載され、50kWh仕様の最高出力/最大トルク/一充電走行距離は150kW(約203馬力)/200Nm/430km、68kWh仕様は165kW(224馬力)/210Nm/610kmとなっています。

グレードは7種類。価格帯は10万9800元(約250万円 2026年5月下旬時点 以下同)から15万9800元(約373万円)となっており、現在、期間限定で一律1万5000元(約35万円)の値引きが実施されています。
日本ブランドのBEVが苦戦する中国市場において、プラチナ3Xは現地ニーズを的確に捉えた商品企画と戦略的な価格設定によって存在感を高めています。広汽トヨタのBEV戦略を支える中核モデルとして、今後の動向にも注目が集まりそうです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。














































