全面復旧は長期戦 空港再開で関空連絡橋トラブル防止へ警察官による『マイカー規制』
『選別検問』による規制を実施
関西国際空港の連絡橋で実施される『マイカー規制』や案内について、通行規制を管理している大阪府警察 交通規制課は次のように話します。
――『マイカー規制』を知らずに現地まで行った場合はどうなりますか。
連絡橋の入口には、制服を着用した警察官が立っています。この警察官により、『選別検問』というクルマ毎の通行を判断し、『マイカー規制』に該当した場合は、通行を止めさせて頂いています。
――連絡橋の『マイカー規制』はどのような事前案内がされていますか。
連絡橋に繋がる道路のいたるところに規制案内版を設けて、注意を促しています。また、連絡橋に繋がる阪神高速道路上の道路情報板にも案内を掲示しています。
※ ※ ※
関西国際空港へと繋がる連絡橋は、橋長3750mを誇る世界最長のトラス橋です。連絡橋の管理体制は複雑で、道路部分が西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)、鉄道部分は西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)などの鉄道会社が主に担っています。
今回、破損した橋桁部分は約188mとなり、道路部分、鉄道部分など各所の確認や補修などさまざまな問題があることから、全面復旧には道のりが長いことが予想されます。暫くの間は『マイカー規制』が実施されることから、関西国際空港にいく際は、移動手段を考慮した利用をおすすめします。
【了】
1 2