”スマホ”より安い! “20万円”のホンダ「“高級”ミニバン」どんなクルマ!? “300馬力”の「V6」仕様もある「エリシオン」とは
今や最新のスマートフォンは20万円を超えることも珍しくありません。いっぽう、中古車市場ではかつてのホンダのフラッグシップミニバン「エリシオン」がそれ以下の予算で狙えるといいます。はたして、どのようなクルマなのでしょうか。
最新スマホより安いホンダの最上級ミニバン!?
今やスマートフォンもすっかり高くなりました。iPhoneの最上位機種「Pro Max」は19万4800円から、最も容量の大きいモデルでは30万円を超える価格設定となっています。いっぽうで中古車市場に目を向けると、支払総額20万円台であの高級ミニバン。ホンダ「エリシオン(ELYSION)」が買えるようになっています。
エリシオンは、2004年に日本市場向けのフラッグシップミニバンとして発売されました。「新世代プレミアム8シーター」を開発コンセプトに掲げ、8人全員がゆったりと乗れる室内空間を目指したモデルです。
クルーザーをモチーフにしたワンモーションフォルムを採用し、独自の低床プラットフォームによる「ワイド&ロー」の佇まいが特徴です。
ボディサイズは、標準モデルで全長4845mm ×全幅1830mm×全高1790mmと堂々たる大きさです。なお、低重心設計により、大型ミニバンでありながらセダンに近い安定した走りを両立させています。

残念ながら、日本国内での販売は2013年10月に終了し、1世代のみで終わってしまいましたが(中国市場ではモデルチェンジした2代目が販売されている)、その高い質感と走行性能は今なお語り継がれています。
新車当時は、上位グレードでは460万円を超える高級車でしたが、中古車市場では驚きの価格で流通しています。
今回注目するのは、支払総額20万円台という驚異的な予算で狙える中古エリシオンの概況です。
中古車相場を調査すると、年式の新しいものでは2008年から2009年式がターゲットに入ります。走行距離が多めの10万kmから14万km台の個体であれば、車両本体価格が10万円後半から20万円前半で見つかります。
諸費用を含めた支払総額でも20万円台に収まる個体が存在しており、最新のスマートフォンを購入するのと変わらない金額で、ホンダの最上級クラスのミニバンを手に入れることが可能です。
この価格帯で中心となるのは、2.4リッターエンジン(最高出力160ps・最大トルク218N・m)を搭載した「G」グレードです。
Gは、普及グレードとはいえ、ホンダのフラッグシップらしい上質なインテリアは健在で、ミニバンとしての使い勝手も申し分ありません。
さらに運がよければ、上位モデルの「エリシオン プレステージ」に出会える可能性もあります。
プレステージは専用の大型フロントグリルが特徴で、最高出力300ps・最大トルク353N・mを発生する3.5リッターV6エンジンを搭載した、当時の国産ミニバン界でも圧倒的な動力を誇るモンスターマシンです。
最新のデジタルデバイスに大金を投じるのも一つの選択ですが、あえてこの予算でかつての豪華絢爛なフラッグシップミニバンを味わうのも、賢い選択といえるかもしれません。
日本での販売終了から時間が経過し、相場が底値となっている今こそ、エリシオンという名車を体験する絶好の機会といえそうです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。















































































