日産「新コンパクトSUV」まもなく登場? 迫力顔採用の「キックス」どんな特徴? 日本導入秒読み…!? 北米仕様から読み解く
日産のコンパクトSUV「キックス」。北米などでは日本の現行モデルとは異なるボクシーなデザインや拡大されたボディサイズを特徴とするモデルが登場しています。今後日本への導入が期待されるこのモデルを読み解きます。
北米など海外で展開されてるボクシー顔のキックス、特徴は?
現在、日本市場において日産のコンパクトSUVとして販売されている「キックス」は、2020年に導入されたモデルです。
扱いやすいサイズとe-POWER専用車としての走りが評価されていますが、北米市場ではすでに新たなデザインを採用したモデルが登場しています。
刷新されたデザインや機能を持つキックスについて、日本導入を待ち望む声も多く聞かれます。
北米などで販売されている新型キックスの外観は、従来の流線形から一転し、直線を基調とした堅牢なフォルムへと変化しています。
米国仕様のボディサイズは、全長約4366mm×全幅約1800mm×全高約1630mmとなり、日本仕様の現行型と比較して全長と全幅が拡大。このサイズアップにより、室内空間や積載性の向上が図られています。
米国日産が公表している数値では、最低地上高はクラス最高レベルの8.4インチ(約213mm)を確保しており、SUVとしての走破性を強調した設計が見て取れます。
また、ラゲッジスペースについても、後席使用時で約850リットル(30 cubic feet)、後席格納時には約1700リットル(60 cubic feet)という、同クラスでは最大級の容量を実現している点が特徴です。
デザイン面では、フロントグリルに水平基調のバーを配置し、力強さを演出しています。
リア周りには特徴的なLEDテールランプを採用し、現行型とは異なる新しい日産デザインの方向性を示しています。
インテリアに関しても、北米仕様では大幅なアップデートが施されています。
上級グレードには12.3インチのインフォテインメントシステムが搭載され、Apple CarPlayやAndroid Autoへのワイヤレス接続に対応するなど、コネクティビティ機能が強化されました。
安全機能については「日産セーフティシールド360」が全車標準装備となるほか、運転支援技術「プロパイロット」も用意されており、ロングドライブでの疲労軽減に寄与します。
また、Boseパーソナルプラスオーディオシステムを選択すれば、ヘッドレストに内蔵されたスピーカーによる臨場感ある音響体験が可能です。
気になる北米での価格設定ですが、ベースグレードの「S(FWD)」で2万2430ドル(約335万円※1ドル150円換算)、最上級の「SR(AWD)」で2万8160ドル(約420万円)となっています。
パワートレインは、北米市場向けとして2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンが搭載され、最高出力141馬力、最大トルク190Nmを発揮します。燃費性能はハイウェイモード(FWD)で35MPG(約14.9km/L)と公表されています。
ただし、日本市場においては、現行モデルと同様に電動パワートレイン「e-POWER」が主力になると予想されます。
その場合、北米のガソリンモデルとは価格帯やグレード構成が異なる可能性が高いです。

日本国内における新型キックスの導入時期については、公式な発表はなされていませんが、2026年中頃の登場が有力視されています。
生産体制に関しては、当初は追浜工場での生産開始後、段階的に九州工場へ移管される計画も報じられており、国内発売に向けた準備が進んでいる模様です。
実際に、日産の販売現場ではすでに顧客からの問い合わせが入っているといいます。とある日産販売店のスタッフは次のように話しています。
「かねてから北米で展開されている顔の新しいキックスが日本導入するという噂は聞いています。
詳細に関してはメーカーから降りてきていませんが、ニュースなどを見られたお客様からは『いつ発売するのか』という問合せをいただいています。
営業側としてもトヨタ『ヤリスクロス』『カローラクロス』、ホンダ『ヴェゼル』のライバルとして訴求していきたいので、早い日本導入を望んでいます」
※ ※ ※
日本のコンパクトSUV市場は競争が激化しており、ヤリスクロスやヴェゼルといった強力なライバルが存在します。
北米仕様で確認されたサイズアップや質感の向上、そして最新の安全装備が日本仕様にどのように反映されるのか。日産からの正式なアナウンスが待たれるところです。
もし日本に導入されれば、その個性的なスタイリングと実用性の高さで、再び注目を集める一台になることは間違いないでしょう。
Writer: 本山 かおる
クルマとバイクをこよなく愛し、道路や交通情報にも興味津々。
車中泊をしながら各地を巡るドライブ旅が生きがいです。
地図にない発見を求めて、今日もどこかの道を走っています。





























































































