600馬力超えの「V12」搭載! 新型「“最上級”セダン」初公開! 「見た目はフツー」なのに“超高性能モデル”! 毒ガスも退ける「防御力高め」なメルセデス・ベンツ「Sクラス・ガード」独国で登場
メルセデス・ベンツは2026年1月30日、新型「Sクラス」の大幅改良モデルを世界初公開しました。そのラインナップの中で、究極の安全性を提供する防弾仕様車「S 680 GUARD 4MATIC」も同時に発表されました。どんなモデルなのでしょうか。
民間車最高レベルの防御力!
メルセデス・ベンツは2026年1月30日、新型「Sクラス」の大幅改良モデルを世界初公開しました。
そのラインナップの中で、究極の安全性を提供する防弾仕様車「S 680 GUARD 4MATIC(S 680 ガード4マチック)」も同時に発表されました。
メルセデス・ベンツは90年以上にわたり、各国の元首や王室、実業家といったVIPの命を預かる特殊防護車両を開発してきた歴史を持ちます。
今回登場した新型S 680 ガード4マチックは、大幅改良を受けた新型Sクラスをベースとしながらも、その中身は全くの別物と言って過言ではありません。

車体には「統合防護システム(iSS)」と呼ばれる自社開発の専用設計が採用されました。これは単に装甲板を取り付けただけでなく、ボディ構造そのものが防護機能を持つように設計されており、外観からは通常のSクラスと見分けがつかないほど洗練されています。
パワーユニットには、最高出力612馬力・最大トルク830Nmを発揮する6リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載。
新型Sクラスのラインナップで唯一V12エンジンを許されたこのモデルは、装甲によって重量が増した車体をものともせず、緊急時には猛然と加速して危険地帯から脱出する能力を秘めています。
その防護性能は、民間車として最高レベルの防護等級「VR10」を取得しました。透明なガラスエリアと不透明なボディエリアの両方でこの基準を満たしており、アサルトライフルによる銃撃や爆発物の脅威から乗員を徹底的に守り抜きます。
開発段階では、人体の骨格や軟部組織まで忠実に模した「バイオフィデリックダミー」を用いた過酷な実弾射撃テストが実施されました。爆発や銃撃が人体に与える影響を詳細に検証した結果、新型S 680 GUARD 4MATICは3つ星の最高評価を獲得し、乗員へのダメージがないことが証明されています。
分厚い装甲が施されたドアは非常に重量がありますが、新型では電気機械式のドアアクチュエーター(サーボアシスト)を装備。これにより、傾斜地であっても片手で軽々とドアを開閉でき、ボディガードが周囲の警戒に集中できるよう配慮されています。
さらに、毒ガス攻撃などを想定した「エマージェンシー・フレッシュエアシステム」も搭載。これはボタンひとつで900リットルもの圧縮空気を放出して車内を陽圧(外気圧より高い状態)にし、外部からの有害ガスの侵入を完全に遮断して新鮮な空気を供給するものです。
また、エンジンルームや車両下部での火災に対応する自動消火システムも備わり、あらゆる危機的状況に対応します。
車内はまさに“動く要塞”ですが、一歩足を踏み入れれば、そこには新型Sクラス同様の極上のラグジュアリー空間が広がっています。
リアシートには13.1インチの大型ディスプレイを備えたエンターテインメントシステムを搭載し、移動中でもビデオ会議などのビジネス利用が可能。
究極の安全性と快適性を両立したS 680 GUARD 4MATICは、世界で最も安全な場所のひとつとして、VIPたちの移動を支え続けます。
Writer: くるまのニュース編集部
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