7.7リッター「直6」で300馬力! “新”「ウニモグ」がスゴイ! 高性能4WD&上品内装もイイ独国の「メルセデス・ベンツ・スペシャルトラックモデル」とは
メルセデス・ベンツ・スペシャルトラックは2025年12月16日、多目的作業車「ウニモグ」の豪華バージョンをショーカーとして発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
新ウニモグ!
独ダイムラートラック傘下のメルセデス・ベンツ・スペシャルトラックは2025年12月16日、多目的作業車「ウニモグ」の豪華バージョンをショーカーとして発表しました。
ウニモグは、第二次世界大戦後の1946年に誕生した多目的作業車で、農業、林業、建設、災害対応など、過酷な現場で活躍してきました。車名はドイツ語「Universal-Motor-Gerat」に由来。日本語に直訳すると「多目的動力装置」です。
副変速機と逆転機を組み合わせた特殊な4WDシステムと豊富に用意された作業用アタッチメントが特徴で、ロードクリアランスの圧倒的な高さと相まって、急勾配の山岳路やぬかるんだ不整地、さらには河川や水辺といった環境でも、さまざまな重作業を1台で対応できる万能性を備えています。
一方で、その成り立ちから実用性・合理性が最優先され、豪華さとは無縁の存在でもありました。

今回発表されたウニモグは、そうした従来のイメージを大きく覆す特別なショーカーです。誕生80周年という節目を記念し、改造パートナーのヘルゲス・エンジニアリングと協力し、ウニモグが長年培ってきた技術力と可能性を、これまでにない形で表現することを目的に開発されました。
軍事用途向けに設計されたウニモグU4023ダブルキャブ(4人乗り)をベースに、バンパーやヘッドライト、サイドプロテクターなどを専用デザインとするとともにマットグレー塗装を施し、全体をSUVのようなスタイルに仕上げています。
インテリアには高級レザーを採用し、上質な空間を演出。また、従来の外部ミラーに代えてデジタルカメラとモニターを装備し、全方位の視認性と安全性を向上させました。
パワーユニットは通常の5.1リッター直列4気筒ディーゼルエンジン(最高出力231馬力)から7.7リッター直列6気筒ディーゼルエンジン(最高出力300馬力)へと換装。トランスミッションなどのチューニングを通じて、走行性と快適性を高い次元で両立させています。
同社のCEOは「このラグジュアリーなウニモグ ショーカーは、当社の革新と情熱を象徴するものです」と語っています。将来の開発に向けた可能性について貴重な知見を得るため、近日中に実際の条件下でテストが行われる予定です。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。
































